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2022.05.10

【2022年最新版】令和の初期研修医1年目におすすめの参考書10選

【2022年最新版】令和の初期研修医1年目におすすめの参考書10選

はじめに

医学生からいよいよ社会人として勤務し始める、初期研修医1年目
医師として勤務していく長い人生の中でも、今後のすべての基本となる、
多くのことを吸収すべき最も大切な時期であるといっても過言ではありません。
この時期に後輩たちが必ずといっていいほど聞いてくるのは、「どんな参考書を買ったらいいでしょうか…?」という質問です。
どのような参考書で勉強すべきか考える際に、まず整理しておかないといけないのは、
初期研修の2年間で必ず学ぶべきことは何かをクリアにすることです。
様々な参考書や自分自身、諸先輩方を参考に自分なりに導き出した、どの診療科に進んでも必ず役に立つ要素を以下にまとめてみました。

1.内科診療
2.救急外来診療
3.病棟管理・病棟指示
4.カルテ記載
5.輸液管理
6.感染症診療・抗菌薬
7.手8.技(気管挿管・静脈路確保・CVC留置など)
8.血液ガス
9.エコー(超音波検査)
10.心電図

つまり上記のような要素は、将来どの診療科に行っても絶対に必要となるものであり、この要素を効率的かつ簡単に学ぶことができる書籍を選択するのが大切です。
今回はこれらの要素を学ぶのに最適な、初期研修医1年目が研修医生活中に読むべき個人的におすすめしたい選りすぐりの医学書10冊をご紹介します!
自施設に加えて全国の研修医へヒアリングして選び抜いた、とっておきの10冊です。
これから何の参考書を使って勉強をしようか迷っている方は、是非参考にしてみていただければ幸いです。
今後の研修医生活で必ず必要になるものばかりなので、早いうちに揃えておくのもおすすめですよ。

これからご覧いただく医学書レビューは、これまで研修医時代に100冊以上の医学書を読み
その中でもおすすめの医学書のレビューを月5冊以上書いているある救急科専攻医のレビューです。
医学生や研修医、各分野の初学者の気持ちが痛いほどわかるので、是非この1冊を手に取ってみたいと思っていただけるようなレビューを心がけています!

【2022年最新版】令和の初期研修医1年目におすすめの参考書10選
    1. 1.『内科レジデントの鉄則 第3版』
    2. 2.『当直ハンドブック Ver.2』
    3. 3.『レジデントノート 2021年5月号 Vol.23 No.3ルーティンを見直す!病棟指示と頻用薬の使い方』
    4. 4.『「型」が身につくカルテの書き方』
    5. 5.『レジデントのための これだけ輸液』
    6. 6.『感染症プラチナマニュアル Ver.7 2021-2022』
    7. 7.『ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson』
    8. 8.『竜馬先生の血液ガス白熱講義150分』
    9. 9.『解剖と正常像がわかる! エコーの撮り方 完全マスター』
    10. 10.『レジデントのための これだけ心電図』
    11. まとめ

1.『内科レジデントの鉄則 第3版』

第1選
内科レジデントの鉄則 第3版

あまりに有名な参考書であり、冗談抜きに日本中の研修医は必ず持っているのではないかという大ベストセラーです。
もはや説明不要かもしれませんが、内科診療について学ぶことのできる教科書としては間違いなくこの本をおすすめします!
酸素療法や血糖管理、ステロイド換算など必ず学んでおくべき基本事項が網羅されています。
医学生が研修医になるまでに、最初に通読すべき医学書として最も適した1冊と言えるでしょう。

基本情報
  • 著者:聖路加国際病院内科チーフレジデント (編集)
  • 出版社:医学書院
  • 発行年月日:2018/4/16
分野

内科 総合内科 プライマリケア

タイプ

症例・疾患ベース

ターゲット層

国家試験終了後の医学生から初期研修医1年目(特に前半)

推定読了時間

10-12時間程度

本書で学べること
  • 現場でよく遭遇する症候の鑑別
    例)入院中の患者の発熱で見逃しやすい、想起すべき原因(7つ)は?
  • 内科救急の具体的初期対応
    例)高Kの重症度判定と具体的な治療薬(投与量も含め)は?
  • 悩ましい入院患者の管理
    例)refeedingで想定すべき電解質異常は?
評価 1.『内科レジデントの鉄則 第3版』
本書のまとめ

研修医が臨床研修を始める上で必須の参考書の一つである!

初期研修医必携の内科分野の初学書である!

 

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2.『当直ハンドブック Ver.2』

第2選
当直ハンドブック

胸痛の患者さんが搬送されてくるけど、まず何から鑑別をつけようか…?
溺水の患者さんが5分後に搬送される…何に気をつけて初期診療を行うべきだろう…?
急性膵炎っぽいと診断はつけられたけど、コンサルトする前にまとめるべき重症度分類のチェック、専門医が来るまでに対応しておかないといけないことって何だっけ…?
私自身、研修医時代はもちろん、救急外来での当直業務は今も悩むことや確認しなければならないことばかりです。
これらの悩みを解消するために、さっと情報を参照できるハンドブックはとても有用ですよね。
これまで、様々なハンドブックを読み漁ってきた医学書オタクの自分ですが、今回はこれまで読んだ中で最も使いやすくおすすめのハンドブックに出会ったのでご紹介させていただきます。
本書を読むことで、今後当直業務中のストレスは激減します!
また、それぞれの疾患に対するポイントをすぐに把握できるので、専門医にコンサルトする時に良好なコミュニケーションを取ることができます!
以前の改訂前(2021年初版)の気になった点として、あくまで個人的な印象ではありますが、電解質異常のアセスメントや対応についてはひとくくりにされており、当直中に対応するシチュエーションが多い割には少し心もとない印象を受けていました。
しかし、電解質領域や外傷領域などの内容拡充のため、初版刊行後1年という短いインターバルで2022年に改訂されて以降、これらの内容はとても充実していると感じました!
ハンドブック系では手薄になりやすい、中毒診療まで詳しく解説されており、非常に網羅性の高い1冊へとさらに進化していると感じました…!
今回、当直業務中に必ず携帯しておくべき1冊として自分が自信をもっておすすめするのがこちらです。

基本情報
  • 著者:志賀 隆ほか(編集)
  • 出版社:中外医学社
  • 発行年月日:2022/3/22
ターゲット層

初期研修医から後期研修医

タイプ

辞書系・ハンドブック

推定読了時間

10-12時間程度

本書の特徴
  • 当直や救急外来で経験するイベントや臨床疑問を2分で解決し対処できることを目標に構成されている
  • 全504ページにわたる情報が網羅的に掲載されており、当直中のほぼすべての疑問に関して対応できる
  • それぞれのシチュエーションに対応できるようになるのはもちろん、最新の医学知識や思考回路をエビデンスに基づいて掲載しているため、それぞれの症候や疾患に対応したあとの振り返りやフィードバックにも利用できる
評価 2.『当直ハンドブック Ver.2』
本書のおすすめの読み方・活用方法
  • どこにそれぞれの分野が掲載されているのか把握するため、目次を参考にしながらまず通読!
  • 実用的、すぐに参照できるようにしておきたい箇所については付箋などを貼って整理しておく
  • の後は当直帯に経験するシチュエーションの前後で読み直して復習!
本書のまとめ

本書は当直業務にあたる研修医・若手医師必携の一冊である!

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3.『レジデントノート 2021年5月号 Vol.23 No.3ルーティンを見直す!病棟指示と頻用薬の使い方』

第3選
レジデントノート 2021年5月号 Vol.23 No.3ルーティンを見直す!病棟指示と頻用薬の使い方

研修医になって初めてぶつかる大きな壁の一つが、病棟患者さんに対応するスタッフへの指示出しです。
病棟管理は研修医が周りのスタッフから信頼を得られるかを試される試練の場なので、まずはこの病棟指示という国家試験でまったく勉強したことのない概念を学ばなければならないのです。
病棟指示や入院管理のやり方はそれぞれの施設や先生によって異なりますが、ほぼルーティンのように対応されることも多く、これまで研修医時代も含め、自分自身も体系的に教わることがありませんでした…。そんなモヤモヤを抱えていた時に出合ったのがこの1冊です。
本書を読むことで、今後の医師人生を通じての病棟指示や管理のストレスは激減します!

基本情報
  • 著者:松原 知康・宮崎 紀樹(編集)
  • 出版社:羊土社
  • 発行年月日:2021/4/12
ターゲット層

初期研修医から後期研修医

推定読了時間

4-5時間程度

本書の特徴

発熱時や頻脈・徐脈時、SpO2低下時などよくあるシチュエーションでの適切な投薬・処置の指示の出し方と、Dr.Callされたときの考え方・動き方の解説

本書で学べること
  • 発熱時・疼痛時・SpO2低下時・血圧異常・脈拍異常・血糖異常・吐気嘔吐・便秘・不眠不穏での具体的な対応とDr.call時の動き方
  • それぞれの症状について生理学や生化学の観点から学ぶべき知識
評価 3.『レジデントノート 2021年5月号 Vol.23 No.3ルーティンを見直す!病棟指示と頻用薬の使い方』
本書のおすすめの読み方・活用方法
  • これまでに悩んだ診療を思い出しながらまず通読!
  • 目次を参考にさらっと通読して、どこに何が書いてあるかざっくり把握(付箋を貼るのも良いでしょう)
  • 病棟管理で悩んだ時はいつでも本書を確認しながら実践で学んでいく!
本書のまとめ

今後の医師人生の中で一生必要な、病棟管理や指示の知識についてわかりやすく学べる研修医必読の1冊である!

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4.『「型」が身につくカルテの書き方』

第4選
「型」が身につくカルテの書き方

●S欄とO欄、どちらに書けばいいのかが決まっていない
●O欄は検査結果のコピーしかない
●A欄は指導医の意見を転記しているだけ
あなたはこのようなダメカルテを記載してしまってはいませんか?
空手の型のように、カルテの書き方にも型があるのです!
働き始めの初期研修医がまず参考にすべき、おすすめのカルテの入門書がこちらの1冊です。
本書を読んだ後は、体系的にまとまったカルテの作成を意識できるので、
医学生や初期研修医など早い段階での通読をおすすめします。

基本情報
  • 著者:佐藤 健太
  • 出版社:医学書院
  • 発行年月日:2015/4/9
ターゲット層

医学生から後期研修医

推定読了時間

4-5時間程度

本書で学べること
  • 「基本の型」の部では、SOAP形式や問題リストなどのカルテ記載法のエッセンスを習得でき、さらに医師らしい思考過程を身につけられる
  • どんな場面でも実践することができる「応用の型」の部であり、外来・救急などセッティング別のカルテ記載法を習得できる
評価 4.『「型」が身につくカルテの書き方』
本書のまとめ

カルテ記載を学ぶ初学者にとって必須の参考書の1つである!

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5.『レジデントのためのこれだけ輸液』

第5選
レジデントのためのこれだけ輸液

初期研修医になった瞬間、点滴の選択や流量を日々オーダーするという業務が発生します。
輸液分野に関しては国家試験で総論的な内容を学ぶことはあっても、具体的な思考過程を学ぶことは少ないのが現状です。
そんな研修医にとっての鬼門の一つである輸液分野の初めに読むべき1冊として自分が自信をもっておすすめするのがこちらの1冊です。
初学者に寄り添った解説や構成で、明日からの点滴オーダーを難なく行うことができるレベルの基礎について、無理なく学ぶことができます!

基本情報
  • 著者:佐藤 弘明
  • 出版社:日本医事新報社
  • 発行年月日:2020/6/29
ターゲット層

医学生から後期研修医・看護師

推定読了時間

8-10時間程度

本書で学べること
  • 細胞外とは何か。なぜわざわざそのような名称を使うのか。
  • GI療法の仕組みは何か。
  • 輸液の量を決定する際に必要な項目である代謝水とは何か。
評価 5.『レジデントのためのこれだけ輸液』
本書のまとめ

輸液を学ぶ初学者にとって必須の参考書の一つである!
今後、研修医が初めに輸液について学ぶ医学書のゴールドスタンダードになる!

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6.『感染症プラチナマニュアル ver.7 2021-2022』

第6選
感染症プラチナマニュアル ver.7 2021-2022

この患者さん尿路感染症みたいだけど、具体的にどれくらいの治療期間が必要なんだっけ…?
レボフロキサシンを使うように上級医に指導されたけど、使用する上で注意すべきことって何だっけ…?
これらの疑問を解消しようとして様々な感染症の本を読み漁ったけど、読んで数週間経つとせっかく学んだのに忘れてしまっていることが多いのも事実…。
というように、日々の感染症診療に悩んでいた当時初期研修医だった自分に、上級医がすすめてくれたのがこの1冊です。
本書を読むことで、今後は尿路感染症のようなコモンな疾患はもちろん、見たこともない菌種の感染症の患者さんを担当しても、自信を持って対応することができます!

基本情報
  • 著者:岡 秀昭
  • 出版社:メディカル・サイエンス・インターナショナル
  • 発行年月日:2021/9/22
ターゲット層

医学生から後期研修医

推定読了時間

7-8時間程度

本書の特徴
  • 感染症診療に必要かつ不可欠な知識を、ガイドラインに準じてわかりやすくまとめたハンディサイズの1冊
  • 必要な情報のみに絞ってまとめられている一方、臨床の治療方針に関わる論文についても多数掲載
本書で学べること
  • 感染症診療に当たる上で最も重要な八大原則
  • 各種抗生剤のスペクトラムや使用上の注意点
  • コモンな疾患を始め、まれな感染症まで網羅的にカバーしたそれぞれの治療方針
評価 6.『感染症プラチナマニュアル ver.7 2021-2022』
本書のおすすめの読み方・活用方法
  • 感染症診療の八大原則についてまず通読!
  • 目次を参考にさらっと通読して、どこに何が書いてあるかざっくり把握(付箋を貼るのも良いでしょう)
  • その後は経験した症例の前後で読み直して復習!
本書のまとめ

感染症診療に必要かつ不可欠な知識をまとめたハンディサイズの1冊!
感染症診療に従事する、全ての研修医・医師が携帯しておくべき1冊である!

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7.『ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson』

第7選
ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson

気管挿管や末梢静脈路確保、CVC留置といった基本手技を学べる決定版と言えばこの1冊です。
見やすくて面白いイラストと、随所にちりばめられた手技のコツのおかげで、手技に対しての苦手意識を克服することができます。
手技は準備が8割といわれますが、どのような物品が必要でどんなふうに準備するかについても言及している、研修医必読の参考書と言えるでしょう。
将来指導する側になっても役に立つ、必ず持っておきたい参考書の一つです。

基本情報
  • 著者:森皆 ねじ子
  • 出版社:株式会社SMS
  • 発行年月日:2009/6/29
タイプ

図表多め・手技項目別

ターゲット層

看護学生から看護師
医学生・初期研修医

推定読了時間

3-4時間程度

本書の特徴
  • 手技ごとにコツや注意点を図解しており、手技を行う前後に読むことを想定している
    ※通読せず、効率的に飛ばし読みすることを推奨
  • 自分なりのポイントやルールを書き加えていき、「あなただけのヒミツ手技」を作っていく
本書で学べること
  • 手技を行う前の効率的で過不足のない物品準備
    ※自分で準備できなければスタートラインにも立てません!
    ※自分で点滴を組み立てることはできますか?
    ※CVの際に注意すること、患者さんの体位や自身のポジショニングのポイントは?
  • 外来や病棟で必要となる様々な基本的手技のポイントや注意点
    ◎採血・注射 ◎気道確保・挿管 ◎CV・Aライン ◎各種ドレーン ◎硬膜外麻酔 その他多数
  • 自分自身が指導する側に立った際に、後輩への的確なアドバイスをする上で必要な知識
    ※初めてAラインにトライする後輩に伝えるべきポイントや注意事項は?
評価 7.『ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson』
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8.『竜馬先生の血液ガス白熱講義150分』

第8選
竜馬先生の血液ガス白熱講義150分

●血液ガスをいつとるべきかわからない…
●血液ガスの所見をなんとなく眺めているけど、これでいいのかな…
このように曖昧に血液ガス分析の結果を使っていては非常にもったいないです!
血液ガス分析の結果だけで、患者さんの病態が予測できることもあるのです。
一方で、初学者にとっては覚えるべき数字や式も多く、ハードルが高く感じられるのもまた事実です。
そんな複雑な血液ガス分析をたった2時間半で楽しくわかりやすく教えてくれるのがこちらの1冊です。
夜ご飯を1回外食にするくらいの値段と時間で血液ガス分析を一通りマスターできてしまいます。
そのような観点からも、血液ガス分析を学びたい研修医にとっては最強の1冊と言えるでしょう!

基本情報
  • 著者:田中 竜馬
  • 出版社:中外医学社
  • 発行年月日:2017/2/8
タイプ

講義型

ターゲット層

初期研修医1年目(特に前半)

推定読了時間

2-3時間程度

本書で学べること
  • 血液ガス所見を読む際に必要な用語、概念
    例)PAO2の「A」って何でしょう?
    A-aDO2の計算式の意味を理解せず、丸暗記していませんか?
  • 血液ガスから真の低酸素血症の原因を見つけ出す評価方法
    ※低酸素血症≠呼吸器疾患!
  • pH正常の血液ガス所見に隠された代謝異常を見つけ出す方法
    例)ΔAG・補正HCO3-を計算してますか?
  • 複雑な病態を明らかにする補正式の計算方法と適切な代償の判断
    例)このガス所見は代謝性アシドーシスを呼吸性に代償…できているのかいないのか?
評価 8.『竜馬先生の血液ガス白熱講義150分』
本書のまとめ

血液ガス分析を学ぶ初学書として必ず一読すべき1冊である!

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9.『解剖と正常像がわかる! エコーの撮り方 完全マスター』

第9選
解剖と正常像がわかる! エコーの撮り方 完全マスター

心臓エコーはいつ当てても肺がかぶってうまく見えたためしがない…。
個人的にも、初期研修医時代に最も苦手意識を持っていた手技がエコーです。
そもそも、正常な像を描出できない時点で異常所見を認知できるわけがないので、なんとか正常像を出せるよう練習を重ねるのですが…やはり上手くいかないことが多いです。
そんな迷える研修医の強い味方となるのがこの1冊です。
エコープローブの持ち方から、当て方のコツ、そもそも何が見えているのかなど、解剖学の観点から非常にわかりやすく解説されています。
この本を手に同期と生理検査室に通い、エコーをマスターしましょう!
解剖と正常像がわかる! エコーの撮り方 完全マスター

基本情報
  • 著者:種村 正
  • 出版社:医学書院
  • 発行年月日:2014/4/18
ターゲット層

初期研修医から後期研修医

推定読了時間

5-6時間程度

本書で学べること
  • 心臓、肝臓など全身臓器の正しいエコー検査方法
  • 日常診療でよく出合う疾患のエコー所見
評価 9.『解剖と正常像がわかる! エコーの撮り方 完全マスター』
本書のまとめ

エコー検査を学ぶ初学者にとって必須の参考書の一つである!

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10.『レジデントのためのこれだけ心電図』

第10選
レジデントのためのこれだけ心電図

研修医になった瞬間、国家試験ではパターン認識である程度解決できていた心電図の解釈も必要になります。
しかも心電図波形の診断だけではなく、診断をつけた後の追加検査や治療についての知識も必要となります。
特に救急外来のシチュエーションでは、研修医自身で決定しないといけない場面に必ず遭遇するでしょう。
そんな研修医にとって学ぶべき心電図の初学書として強くおすすめするのがこちらの1冊です。
各心電図波形の重要度や診断のポイント、そして診断した後の具体的な診療までの流れを網羅的に学ぶことができます!

基本情報
  • 著者:佐藤 弘明
  • 出版社:日本医事新報社
  • 発行年月日:2018/1/26
ターゲット層

医学生から後期研修医・看護師

推定読了時間

5-6時間程度

本書で学べること
  • この心電図はなぜ学ぶ必要があるのか?
  • どのような場面で出くわすのか?
  • この心電図を学ぶとどんな良いことがあるのか?
  • どのように対処すればよいのか?
評価 10.『レジデントのためのこれだけ心電図』
本書のまとめ

心電図を学ぶ初学者にとってのゴールドスタンダードになる!
心電図を学ぶ初学者にとって必須の参考書の一つである!

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まとめ

いかがだったでしょうか? 気になる書籍は見つかりましたでしょうか?
将来どの診療科に進むとしても、ずっと使い続けられる参考書のみを紹介しました。
これらの参考書は今後の研修医生活のどこかの場面で必ず必要となるものばかりなので、これを機にまとめて購入するのもいいかと思います。
それぞれの書籍の詳しいレビューも書いておりますので、買うかどうか迷っている方はそちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

★今回の書籍以外にも、踊る救急医先生の医学書レビューはこちらのページで読むことができます!
想定読者や各診療科ごとにわかりやすくまとめられているので、興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
詳細はこちら≫https://dancing-doctor.com/2021/03/31/review-reader/

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<プロフィール>

三谷 雄己(みたに ゆうき)先生
広島大学救急集中治療医学所属
広島大学病院 救急科 医科診療医
日本医師会公認健康スポーツ医
日本救急医学会認定ICLSインストラクター

立派な救急医を目指し、指導医の先生方に教えていただきながら日々修行させていただいています。信念である「知行合一」を実践できるよう、臨床で学んだ内容をアウトプットすることで心掛けております。
【踊る救急医】
Twitter https://twitter.com/houseloveryuki
ブログ https://dancing-doctor.com/

三谷 雄己【踊る救急医】

【2022年最新版】令和の初期研修医1年目におすすめの参考書10選

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