記事・インタビュー

2020.09.10

ドイツ医師免許対策(5)産婦人科疾患編

ドイツ医師免許対策

産婦人科疾患編

どこの州でも大抵、試験で問われるのは「内科もしくは外科の疾患」、あるいは「外傷」になるのですが、問診では必要に応じて、産婦人科疾患についても聞いておく必要があります。上級医へのプレゼンで「なぜ聞かなかった」と厳しく追及される羽目になります。

模擬患者が女性の設定の場合には、とにかく形だけでも聞いておく必要があるので、サラッと手短に聞いてしまいます。(実際に産婦人科疾患がメインの患者が出題されたというのは聞いたことがありませんが)

“Haben Sie einen regelmäßigen Menstruationszyklus?”
ー月経周期は規則正しいですか?ー

“Leiden Sie unter Menstruationsbeschwerden?”
ー月経時の症状はありますか?ー

“Wann hatten Sie Ihre erste Regelblutung?”
ー初潮はいつですか?ー

“Wann hatten Sie Ihre letzte Regelblutung?”
ー最終月経はいつですか?ー

“Waren Sie schon einmal schwanger?
(Wenn ja,) Gab es Komplikationen während der Schwangerschaft?”

ー妊娠したことはありますか?(もしそうなら)妊娠中に合併症はありましたか?ー

“Ist es möglich, dass Sie im Moment schwanger sind?”
ー現在、妊娠している可能性はありますか?ー

これは結構重要で、聞き忘れると上級医とのディスカッション中に「CT検査をやりたい? 若い女性なのに妊娠していたらどうするんだ?」といった展開になることがよくあるそうです。

 

 

<プロフィール>

安 健太(あん・けんた)
カールスブルグ心臓糖尿病センター
心臓血管外科 医師

2004年滋賀医科大学卒業。現在ドイツで医師免許取得し、心臓外科医として働いています。空手三段。学生時代に世界大会・アジア大会に出場経験あり。東京五輪で空手が正式種目となりました。あと16年早かったらな…と思いつつ、遠くドイツからオリンピックの成功を願っています。

安 健太

ドイツ医師免許対策(5)産婦人科疾患編

< 前へ
一覧へ戻る
次へ >