記事・インタビュー
ドイツはノルトライン=ウェストファーレン州にあるボン大学で循環器内科のフェローとして働いている杉浦 淳史です。
この記事では、日本生まれ日本育ちの循環器内科11年目がドイツでの研究・臨床留学の中で経験するさまざまな困難・葛藤・喜びを、ありのままにお伝えします。
Berufserlaubnis獲得、そしてクリニカルフェローヘ?
FSPに合格し、Berufserlaubnis(以下BE:労働許可証)のためにその後要求された書類は
1)ドイツにおける無罪証明(市役所発行)
2)健康診断証明書
3)BE申請書およびKenntnis Prüfung(知識試験)の申込書
でした。
どうやらNRW州ではBEは「Kenntnis Prüfungの準備期間にあてがわれる一時労働許可」ということになっているようでした。BEをなるべく早く欲しいと思っていたので、4ヶ月かかる書類審査をスッパリ諦めKenntnis Prüfungに申し込み、ついに11月、BEをゲットできました!
しかし、ここでふと疑問が―。
・クリニカルフェローとしてどの手技に入ろうか?(既に治療手技には結構入っていて、助手・止血・カルテ書きはしているが、全部はきつい・・・・・・)
・オペレーターになるためのステップをどう踏むか?
・給料というか雇用条件は?(事前にしとけよという話もありますが)
さらに、自分の今後一年の目標である「三尖弁カテーテル治療」に関しても手技治療に入っていきたいので、一時帰国中の今、この記事を書きながら、交渉のための文章も作っています。
「自分で道を作っていく」感じはいつまでたっても変わりません。どうなることやら・・・・・・。
ポーランド人は可愛い

最近の僕のお気に入りだった美人看護師Goschaがボン大学を辞めてしまいました。18歳の時にポーランドから来た彼女は、フランス人の彼氏に連れられてフランスに移住しました。ただ、僕の知ってるもう一人のポーランド人の友達もすごい美人ですし、妻の友達も美人とのこと。「東欧は美人が多い」のは事実かも?ポーランド旅行に行ってみたくなりました、もちろん、一人で(笑)。
ボン大学の見学に来た先生たちと
左側が大森先生
左側が須藤先生10月、日本から2人の先生がボン大学に見学に来られました。
一人は順天堂大学医学部附属静岡病院の大森先生で、ヘリ救急を専門としているカッコいい先生です。ベルリンの病院を見学された後にボンに来られました。ドイツではADAC(日本でいうJAFのような組織)がヘリを持っていて、救急患者の病院搬送を担っているようです。確かにボン大学にも結構搬送されていて、いつも「ヘリの音がウルサイなあ〜」と思ったりしていました(笑)。夜は中国人の友人オススメのChinese restaurantで、(僕が)不足気味だったアジアのエキスをたっぷり堪能。ちゃっかりご馳走していただきました。 大森先生、出世払いでお返しします!
もう一人の日本大学医学部附属病院の須藤先生は来年(2020年)4月からボン大学循環器内科に留学を考えている先生で、3泊4日の弾丸日程で見学に来られました。その日はTAVIが3件、MitraClipが2件あり、バタバタと振り回してしまう形の見学になってしまいましたが、現場の雰囲気を伝えられたかなと思います。夜はボンのBrauhaus「Bönnsch」で地ビールを飲み、これまたご馳走していただきました。須藤先生、出世払いでお返しします!
<プロフィール>

杉浦 淳史(すぎうら・あつし)
ボン大学病院
循環器内科 指導上級医(Oberarzt)
論文が書けるインテリ系でもないのに「ビッグになるなら留学だ!」と、2018年4月からドイツのボン大学にリサーチフェローとして飛び込んだ、既婚3児の父。
杉浦 淳史
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