記事・インタビュー

2016.03.14

忙しい医師でもできる!「不動産投資」で上手に節税

税金に悩む医師必見! 「不動産投資」で上手に節税

厚生労働省の調査によれば、2014年度の医師の全国平均年収は1,154万円でした。他の職と比べてかなりの高給職ではありますが、所得が高いなりの悩みも出てきます。
それは高い税金。日本の所得税は累進課税制度をとっています。年収1,154万円の場合、適用される所得税率は33%。ローンの有無や家族状況によって控除額が異なりますが、職税と住民税をあわせると、おおよそ150~200万円ほどの税金がかかってきます。
これを嫌う方にとって、節税対策として人気があるのが「不動産投資」です。
不動産を購入すると、その年は家賃収入を大きく上回る出費があります。それによって所得額を減らし、所得税の税率を下げることができます。

忙しい医師でもできる! 医師だからできる!

税金に悩む医師必見! 「不動産投資」利用で上手に節税

不動産購入には煩雑な手続きが必要ですし、一度買っても賃貸管理の手間が発生します。ここは、管理会社に代行を依頼することができるでしょう。
不動産投資をする上で、医師だからこその強みと言うものも存在します。それは、銀行からの融資の受けやすさです。
公務員や医師は安定した職業として認知されているので、融資を受けやすいと言われています。

不動産投資のメリット

税金対策、不動産コンシェルジュの協力による管理のしやすさの他にも、不動産投資にはメリットが挙げられます。
継続した安定収入が望める、資産の増減が激しくなく安泰、インフレに強い、などがそうです。
もちろん、注意すべき点もあります。税金の面で言えば、所得税などの対策になる反面、代わりに不動産所得税を払わなければなりません。また、不動産は築年数と共に劣化するので将来の修繕費のために積立が必要です。
しかし、以上の注意点をしっかり抑えることができれば、きっと不動産投資は皆様の将来にとって心強い武器になることでしょう。

成功のポイントと勉強法

不動産投資をするにあたってのいくつかのポイントをご紹介します。
まず購入する不動産物件は、築2~3年の物を探しましょう。築年数が経っているものでは家賃が低くなってしまうのはもちろん、新築の場合もおすすめしません。必然的に家賃が高くなってしまい、また借り手の心理としても「高いお金を払って新築を借りるくらいなら、ローン組んで買う」と思う方が多い傾向にあります。
不動産のある場所は、交通の便がよく、人口が減らない都市部で探しましょう。そして業者に不動産の購入と入居者の募集を依頼する場合は、販売代理を行わない直売り業者を探すことがポイントです。
不動産投資は大きなお金が動くビジネスです。事前にしっかりと予習する必要があります。本やセミナーで勉強する場合は情報が偏らないためにも回数を重ねましょう。そして不動産投資DVDや、さらにはブログなどを通して体験者の皆様の体験談を読んでみることから始めるのもおすすめします。
医師の方で不動産投資をしている方は多くありません。しかし不動産投資によって利益が生まれたことで、あくせくして働くのを止めてゆとりをもって医療行為に臨めるようになったという方もいます。
そして不動産投資で得た土地は、一定の利益を得たあとにそこで自分の診療所を建てるために利用することもできるのです。
これから資産運用を考えている、または不動産投資をしようか迷っている方のお役に立てば幸いです。

最終更新(2016/03/14)

忙しい医師でもできる!「不動産投資」で上手に節税

一覧へ戻る