記事・インタビュー

2020.12.04

第一回 JANAMEF プレミアム円卓会議

公益財団法人 日米医学医療交流財団が主催する「第一回 JANAMEF プレミアム円卓会議」を取材してきましたので、その様子をご紹介します。

<テーマ>
シリーズ:COVID-19 とジェネラリスト医師の役割
日米のhospitalist, intensivist の事例から

<開催の背景と目的>
これまでJANAMEF(日米医学医療交流財団)は、日本におけるhospitalist の果たす役割、その重要性について広く議論してまいりました。留学助成についてもhospitalist を中心に、総合的に患者を診ることができるジェネラリストを目指す医師に対しての支援に焦点を絞ってまいりました。今回COVID-19 は、全身を診ることのできるhospitalist の役割、その重要性を日米において再確認する機会になりました。

特に米国では、集中治療専門のhospitalist であるintensivist の果たす役割もクローズアップされています。この度は、改めて日本におけるhospitalist(以下日本版hospitalist)の役割と意義を確認し、またその周知・拡大に貢献したいと考えて三回シリーズの円卓会議を開催いたします。

第一回の円卓会議では、米国におけるCOVID-19 への対応について、現場で診療にあたっている日本人医師から直接その経験をお聞きしつつ、日本版hospitalist の果たすべき役割について知見を深めてまいります。第二回は日本版hospitalist がCOVID-19に対して国内においてどのような役割を果たしてきたかについて、現場の医師からの知見を共有いたします。第三回は病院経営の視点から、非常時におけるマネジメントの重要性及びCOVID-19 に対し日本版hospitalist の果たしてきた役割について議論を展開する予定です。

またこれらのシリーズを通して、海外での日本人医師の活躍を伝えることで、海外留学を考える若手医師のキャリアアップの後押しにつなげることも目指したいと考えています。

コーディネーター・スピーカー(第一回)

公益財団法人日米医学医療交流財団

コーディネーター:
加藤 良太朗先生(広報委員/板橋中央総合病院 院長)
徳田 安春先生(理事/群星沖縄臨床研修センター センター長)
野村 実先生(理事/東京女子医科大学医学部 麻酔科学教室 教授)

スピーカー:
Hospitalist:ソノマバレー・ホスピタル メディカルディレクター 湊 あこ先生
Intensivist:クリーブランド・クリニック 集中治療フェロー 佐藤 良太先生
ハワイ大学医学部 内科チーフレジデント 浜畑 菜摘先生

開催期日

2020年10月から2021年2月にかけて3回シリーズとして開催。

第一回:2020年10月31日(土)10:00~12:00[日本時間]
テーマ「COVID-19 感染拡大下の米国における日本人医師 hospitalist とintensivistの活躍事例」

第二回:2020年12月2日(水)19:00~21:00[日本時間]
テーマ「COVID-19 感染拡大下の日本における日本版hospitalistの活躍事例と今後の課題」

第三回:2021年2月を予定

開催場所

オンライン開催(Zoom)

スケジュール

10:00~10:10 開会の辞

黒川 清先生((公財)日米医学医療交流財団 会長)

司会:加藤 良太朗先生(広報委員/板橋中央総合病院 院長)

10:10~11:15 演者紹介・講演(各20分×3)

湊 あこ先生(Hospitalist:ソノマバレー・ホスピタル メディカルディレクター)

佐藤 良太先生(Intensivist:クリーブランド・クリニック 集中治療フェロー)

浜畑 菜摘先生(ハワイ大学医学部 内科チーフレジデント)

11:15~11:35 座長を交えたQ&A(20 分)
11:35~11:45 参加者(ズームチャット)からのQ&A

11:45~11:50 閉会の辞

公益財団法人 日米医学医療交流財団

第一回 JANAMEF プレミアム円卓会議

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