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2017.04.05

医師の転職、成功への近道!志望理由を掘り下げる

医師の転職、成功への近道!志望理由を掘り下げる

医師が転職を考える理由は、スキルアップや専門技術の習得、オンオフの切り替えやすさ、転科などさまざまです。
採用担当者に自分の想いが伝わりやすい志望理由とは何かを紹介していきます。

志望理由のカギは、情報収集と前向きな動機

医師として、「もっとこうありたい」「成長したい」と思っている方は、その気持ちを具体的かつ簡潔に志望理由の中に盛り込んでいくことが大切です。以下、転職先の志望理由を考える過程を、順を追って紹介します。

ステップ1:医師になった理由を思い出す

毎日忙しく勤務していると、「医師になりたい」と思って頑張っていたころの気持ちを忘れることもあるでしょう。初心に立ち返り、自分がなりたいと思っていた通りの医師になれていか、自分自身の働き方を見つめ直してみましょう。そうすることで、「もっと患者さんと接することができる職場で働きたい」「総合病院等で高度な技術を学びたい」など、当時の気持ちがよみがえり、進むべき道が見えてきます。

ステップ2:本当に転職がベストかを考える

転職する主な理由が、「人間関係」や「チャンスに恵まれない」といったマイナスの要素ばかりだと、前向きな志望理由を考えることが難しくなります。また、そのようなマイナス要素を、転職をすれば解決できるという保証もありません。
医師として働きながらの転職活動は、時間も労力も要します。なぜ今の職場でチャンスに恵まれないのか、本当に転職すべきかどうか、慎重に考えましょう。現在の職場で、自分が変わることで打破できる問題はないか、職場が変われば解決する問題なのか、など、今一度振り返ってみることが自分自身の成長につながります。

ステップ3:転職先でどんな仕事をしたいか考える

自分自身のキャリアを考え、転職するのがベストだと納得できれば、あとは、自身が転職先でどんなことに携わりたいのか、具体的に考えましょう。単に、インターネットで各医療機関のサイトを確認するだけでなく、以前に転職した同期や先輩などを参考にして、自分なりの志望理由を整理していきます。
転職の意志を周囲の人に知られたくない方も多いでしょうから、広くかつ詳細な転職情報を知りたいのであれば、医師専門の転職エージェント会社を活用するのもおすすめです。表面的な求人情報だけでは知りえない、職場の雰囲気や働き方の実態を知ることができ、自分では直接聞きにくい給与や労働条件に関する最新情報を手に入れることも可能です。

ステップ4:志望先を絞り込み、志望理由をまとめる

綿密な情報収集を終え、転職先候補となる病院をいくつか絞り込み、それぞれの志望先に対して志望理由を考える過程に入ります。具体的に師事したい医師が志望先の病院に勤務している、などであればそのことを志望理由に盛り込んでもよいでしょう。
また、志望先の病院が得意とする医療分野や専門施設などは、その実績や研究成果などと合わせて、しっかりと確認しておくことも重要です。細部まで情報収集を行い、志望理由を明確にすることで、面接時に自身の熱意を自ずと証明できるでしょう。

まとめ

転職の志望理由を考えることで、自分自身を振り返り、前向きな気持ちを奮い起こします。
前向きに転職情報を見ることで、転職によって「自分は何を得て、相手にどんな功績をもたらせるか」が整理できます。これが転職先で気持ちいいスタートを切るためのコツです。

最終更新(2016/10/31)

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