記事・インタビュー

2024.04.17

バックアップ体制充実!患者さんも職員も安心の診療所

案件番号:24-C019 医療機関名:耳原総合病院

1950年に大阪府堺市の住民の手により生まれ、70年以上もの間、堺市の医療と介護、福祉を支えている社会医療法人同仁会。耳原総合病院を中心に、診療所や老健など多彩な機関を有する同法人では、現在、診療所で働く医師を募集しています。法人設立の背景や勤務体制、職員に楽しんでほしいと開催したレストランケータリングなど、気になる情報を伺っています。

※この記事は2024年4月に取材した内容を元に編集しています。

<お話を伺った先生>

田端志郎

理事長 田端 志郎(たばた・しろう)

社会医療法人同仁会 理事長
耳原鳳クリニック 所長
日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会専門医
大阪府出身。大阪市立大学(現、大阪公立大学)医学部医学科卒業後、医療法人同仁会に入職。
2020年に同法人の理事長に就任する。現在は、理事長と耳原鳳クリニックの所長を兼務。

無差別平等の医療・介護・福祉の提供を目指す

Q:はじめに、社会医療法人同仁会様の成り立ちを教えてください。

社会医療法人同仁会のはじまりは1950年、この地域にできた「耳原実費診療所」にあります。かつてこの地域はいわゆる被差別部落と言われる場所で、死亡診断書を書いてもらうときが、医師にかかる唯一の機会だったんです。

それではいけないと、地域の方々が100円ずつ出し合い、民家の2階を借りてつくったのが、耳原実費診療所です。3年後には耳原病院を開設し、1958年に医療法人同仁会を設立しました。以来、誰でも分け隔てなく診るという意味をもつ「一視同仁(いっしどうじん)」を理念に掲げています。

 

Q:法人の全体像を教えていただけますか。

当法人は多角的な事業に着手しており、現在は医療と介護の複合事業体となっています。

急性期病院である耳原総合病院を中心に、医科診療所や歯科診療所、介護老人保健施設、訪問看護ステーション、ケアプランセンターなどを有しています。

我々が目指しているのは、無差別平等の医療・介護・福祉の提供、そして、地域の方たちが健康で、安心して住み続けられるまちづくりです。さまざまな機関と連携して、自分たちに課された責任を果たしたいと思っています。

 

Q:田端先生ご自身は、同仁会様のどのようなところに惹かれ入職されたのですか?

きっかけは、学生時代に耳原総合病院で行なった実習にあります。当院を訪れた際、医師や看護師をはじめ、あらゆる職種が患者さんのために親身になっていることを強く実感しました。また、当時は訪問看護自体がなかったのですが、看護師が患者さんの家に足を運んでいたんです。訪問診療にも力を入れていましたね。その姿を見て、“病院に来れないような人に、こちらから出かけて医療を提供する、そんな医師として世の中の役に立ちたい、そしてそれは耳原総合病院だったらできる”と思い、大学卒業後すぐに当院で研修を始めました 。

柔軟な勤務体制も魅力

Q:法人全体で医師は何名いらっしゃいますか?

医師は140名ほどおり、そのうちの約120名が耳原総合病院に所属しています。診療所の常勤医師は、耳原鳳クリニックが8名(非常勤医師を含めた常勤換算で9名)、みみはら高砂クリニックが4名(同6名)、みみはら在宅クリニックが1名(同3名)、みみはらファミリークリニックが1名(同2名)です。

耳原鳳クリニックには循環器や糖尿病、神経内科、認知症など各専門分野の医師が常勤しています。専門外の診療を行なう場合でも相談しあえるのがよいところですね。ほかの診療所に関しては常勤医師が少ない状況ですが、耳原総合病院の医師が非常勤医師として勤務しているので、不安に感じることはないかと思います。さまざまな科の医師と意見交換をしたり、学習会を開催したりできること、病院と密接な関係を築けることは、独立系の診療所にはない長所だと感じます。

Q:グループだからこその強みはほかにもありますか?

耳原総合病院の存在は在宅医療をしていくうえでとても重要です。なぜなら在宅医療においては、患者さんの病状が急に悪化した際に受け入れてくれる病院機能が必要不可欠だからです。患者さんのバイタルが崩れたときに、別法人の病院に受け入れてもらうことは簡単ではありません。

耳原総合病院の救急は「断らない救急」を理念に掲げており、救急台数は年間7千台を超えます。断らず、すぐに受け入れてくれるので大変助かっていますね。受け入れの際には、考えられる病気について救急の先生とディスカッションすることもあります。

Q:クリニックの勤務体制について教えてください。

常勤の医師は基本的に日中のみの勤務となります。午前も午後も外来を担当する医師、午前は外来、午後は訪問診療を行なう医師など、働き方はさまざまです。夜診をやらないという選択もできます。自分の好みや体力に応じて柔軟に働けるのは、うちのいいところだと思いますね。

ちなみに、訪問診療の夜間のオンコール体制は、法人内での輪番制です。当番にあたる回数は週1回程度と、比較的負担が少ないかと思います。オンコールは月全体で数件か、あっても10件ぐらいまでなので、月によってはあたらないときもありますよ。

また、ファーストタッチの多くは看護師の対応になります。看護師が医師の診断が必要だと判断した場合のみ、臨時の往診に出かけるという形です。法人内に訪問看護もありますし、夜間であっても職員体制は整っています。

診療所にレストランケータリングやキッチンカーが登場!

Q:同仁会様の特徴的な取り組みを教えていただけますか?

患者さんやご家族、職員を力づけようというコンセプトで、ホスピタルアートに取り組んでいます。アートといっても、絵画や音楽、ダンス、パフォーマンスなどさまざまありますが、例えば耳原総合病院では音楽会や写真展を開催しました。

Q:田端先生が所長を務める耳原鳳クリニックでは、どのようなことを行なっていますか?

耳原鳳クリニックでは、季節ごとにキッチンカーを呼び、職員に料理をふるまっています。アイスクリームやクレープ、 たこ焼きもやりましたね。また、年に2回ほどレストランケータリングをして、クリニック内で昼食を作ってもらっています。前回はライブキッチンを開催しました。食べることがアートかと問われると難しいのですが、職員を力づけられるような取り組みができればと、ホスピタルアートの一環として開催しています。そうしたマインドは法人全体でもっているので、ほかとは一風違った 医療機関じゃないかなと思いますね。

Q:最後に、今後の展望を教えてください

私が理事長に就任してすぐに、地域の10年後の姿を見すえた事業の重点として、中期事業構想「みみはら2030年の樹」を作成しました。そのなかのひとつに、耳原総合病院の急性期機能の整備があります。耳原総合病院は室料差額を取っておらず、また、法人全体で無料低額診療に取り組んでいます。これは、地域の財産としてさらに発展させなくてはいけないと考えています。

加えて、安心して住み続けられるまちづくりを実現するためには、在宅医療や訪問看護、訪問介護にも、これまで以上に力を注ぐ必要があります。

耳原総合病院の急性期機能を支える専門医も求めていますが、我々の事業として本当に今から広げなくてはいけないのが、この在宅部門です。無差別平等の理念に共感していただける方、患者さんのニーズに応えようというマインドがある方に、ぜひ力を貸してほしいと思っています。

 

社会医療法人同仁会 耳原総合病院では一緒に働いてくれる医師を募集しています!

みみはら高砂クリニック
住所:〒590-0820
大阪府堺市堺区⾼砂町4丁109-2
TEL:072-241-4990

みみはら高砂クリニック外観

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大阪府堺市堺区老松町3丁73-2
TEL:072-241-0691

みみはら在宅クリニック外観

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耳原鳳クリニック
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大阪府堺市西区鳳南町5丁595
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