記事・インタビュー

2023.08.04

専門医取得とプライベートを両立可能ながん診療病院

案件番号:23-AM002, 23-AM003 医療機関名:三菱京都病院

心臓・周産期&女性疾患・がん診療の3本柱で地域医療を支える三菱京都病院。特にがん診療は診断から手術、治療、緩和ケアまでトータルに高レベルな医療を提供しています。今回は腫瘍内科の吉岡亮先生、菊地綾子先生、谷山朋彦先生に同科の魅力を伺いました。

【三菱京都病院腫瘍内科の魅力】

  1. 1. がんの診断・治療・緩和ケアまで全て学べる民間病院
  2. 2. 訪問診療も実践、開業にも有利な”がん医療”の専門性を習得
  3. 3. 腫瘍内科・緩和ケア内科の2つの専門医認定施設
  4. 4. 夜間看取りは週末も当番制、自分で仕事をコントロールできる働きやすい職場

<今回お話を伺った方>

吉岡 亮(よしおか あきら)
所属:副院長 兼 腫瘍内科・緩和ケア内科部長

京都大学と同大大学院を卒業。専門は消化管癌化学療法と一般内科。日本内科学会認定内科医。医師だった祖父に憧れて医師を志す。外科医を目指したが血が苦手で、研修医時代に外科で何度も失神したため内科医に。

 

菊地 綾子(きくち あやこ)
所属:腫瘍内科・緩和ケア内科

香川大学卒業、京大消化器内科入局、愛知がんセンター薬物療法部で研修。消化器がん化学療法、緩和ケアが専門。日本内科学会認定内科医、がん薬物療法専門医。父母は診療放射線技師と看護師で、医学部へ進学した兄の後を追って医師になった。

 

谷山 朋彦(たにやま ともひこ)
所属:腫瘍内科・緩和ケア内科

熊本県出身。鹿児島大学卒業。腫瘍内科、緩和ケア内科が専門。日本内科学会認定内科医。 地元熊本で祖父と父の2代にわたる開業医の3代目。鹿児島で医師になり、緩和ケア医の狭き門を求めて同院を探し当てた。

Q:まず入職された経緯と腫瘍内科の魅力をお話しください。

 吉岡 先生 

京大老年科医局から派遣されたことがきっかけです。進学や研修で離れた時期もありますが、居心地がよくてずっとここにいます。

腫瘍内科には他の医者が苦手とする難しい症状の患者さんを診る醍醐味があります。命にかかわれる仕事というのは意外と少ないものですが、終末期のケアはご家族からも感謝され、やりがいも感じられます。

 菊地 先生 

私も最初は京大消化器内科からの派遣でした。ここで吉岡先生に出会って、この人についていこうと決めました。ちょうど腫瘍内科を立ち上げるタイミングで、それも魅力に感じました。

消化器系内科時代に、初めて患者さんが亡くなる経験をして大変ショックを受けたのですが、後日ご遺族から感謝の言葉をいただき、救われました。

日常的に患者さんが亡くなる科ですが、きちんと向き合う時間が取れて、亡くなった後も感謝される。だからやっていけるんだと思いますね。

 谷山 先生 

鹿児島の総合病院をローテートしていく中で、がんの終末期ケアに興味を持ちました。どの科で診ていても、最後は緩和に送り出すしかないことに納得ができなかったもので……。

緩和ケアの求人をネットで検索しましたが、あまり情報がありません。そこで、思いきって学会の若手向けセミナーに参加したところ、同じ思いの先輩の先生方や若い先生方にたくさん出会いました。そこで、先日当院から独立開業された医師からの紹介で入職した、という経緯です。

Q:医師のキャリアにおけるこの病院の魅力は?

 吉岡 先生 

腫瘍・緩和ケアを併設し、診断から薬物・放射線治療、緩和ケアまで一貫して学べる点です。

専門医取得を奨励していて、薬物療法と緩和ケアのダブルボードを目指す先生もいます。

訪問診療も行っているので、開業を目指す先生が当院で修業するのもいいと思います。実際に、谷山先生が入職するきっかけになったという医師も先日、開業されました。

 菊地 先生 

多数の診療科があり、専門医取得に必要な複数科のほとんどの症例を院内だけで経験できます。他院に出向しなくていいので効率的ですね。

 谷山 先生 

5年前と今とでは内容も全く変わっているほど、この分野の発展は著しいため、勉強することは多いですがその分成長を実感できます。

一般的にがんの治療は手術までは積極的でも、抗がん剤や緩和ケアなどは片手間に行われることが多いそうです。しかし、ここでは手術も放射線も抗がん剤も緩和ケアも専門的に行えます。非常に勉強になりますし、実施できる治療法が多くて医者として嬉しいです。

Q:企業立の病院ですが、働きやすさはどうですか?

 吉岡 先生 

雰囲気はとてもいいですよ。

小さな病院なので医局もまとめて一つしかありません。いきなり隣の先生に話しかけても大丈夫というか、正式な手順を踏む前に他科の医師に相談できます。

本社が三菱自動車なので、福利厚生も手厚いです。

 菊地 先生 

夜間の看取りを当直の先生にお任せできるので、呼び出しがほぼありません。忙しすぎることもなく、勤務時間をある程度コントロールできる点もいいですね。

 谷山 先生 

転勤しなくても専門医が取れるので、キャリアと家庭を両立しやすいです。

Q:最後に、一緒に働きたい先生の人物像は?

 吉岡 先生 

バックボーンは何でも構いません。特別な知識は求めませんが、勉強熱心で好奇心旺盛な人がいいですね。

 菊地 先生 

コミュニケーションが重要な科なので、人と話すのが好きな人が合っているかなと思います。

 谷山 先生 

いつも上機嫌でいてくれる人がいいですね。スタッフ同士、仕事や勤務の相談に気軽に応じているので、そういう助け合いができる方がいいなと思っています。また、新しいことを積極的に吸収していきたい人にはピッタリだと思います。一緒に楽しくやっていきましょう。

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