記事・インタビュー

2020.12.08

<循環器専門医を取ったら発想の世界へ(2)>大阪暁明館病院

大阪暁明館病院 心臓血管病センター
小松 誠、児玉 和久

はじめに

前号で「うちへ来たらぶれない自信がつきますよ」とお伝えしました。それについて詳しくお話しします。

我々は、クリニカルクエスチョンを基にして循環器分野におけるさまざまな新しいことを実現しています。そしてそれにあぐらをかくことなく、常に次の目標に向き合っているわけですが、「これを我々だけのものにしてはもったいない」と思っています。

多領域において医学の概念を変える

2018年、Journal of American College of Cardiology (2018年のimpact factor 18.639)に、内視鏡における我々の新しい論文が採択されました。日本のすべての施設(大学病院を含む)から採択されるのは年間おおよそ2論文程度という超難関です。それを民間病院である大阪暁明館病院(おおさかぎょうめいかんびょういん)が、横断研究ながら採択されました。その後も症例報告やreviewを含め多数の報告を行い、新しい臨床分野を開拓するとともに、これまでの各分野の概念すら変わっていく知見を発表しています。

論文サイトのQRコード

教育者でもあり日本の循環器の権威でもある児玉和久先生は、グループを率いて約50年の長きにわたり、血管内を調べる「血流維持型汎用血管内視鏡」という技術を開発、普及を続けてこられました。その技術は今日、大動脈まで調べられるようになり、その所見は循環器内科のみならず、心臓血管外科、放射線科、脳神経内科、腎臓内科の先生方まで驚かせることとなりました。

専門医、その次の将来設計~医学の先端を追いかけるのではなく、医学の先端を走る

ふと、若い先生の気持ちになっていろいろな医療サイトを覗いてみました。するとまあ、いろんな世界がありますね。海外で働く、企業で働く、いろいろな情報があります。わたしの時代にはそうした情報はほとんどなかったのでうらやましい限りです。

ところがよく見ると、研究や発想、アイデアをもって新しい医学を開拓するという、世界に通用する臨床研究をしながら臨床を行う話はあまり見当たりません。これをお読みの先生方の中には、学生時代に読んだ医学伝記に鼓舞されて、「一生の間に病気や検査法など何か発明や発見をしてみたい」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、「あれを実現したい!」という熱意があっても、実際にはどうしたらいいか分からないかもしれませんね。

「海外ではこういう新しい方法がありますーー」。新しい技術を日本でいち早く紹介して、そのエキスパートになる人がいます。もちろんそれはそれなりの目利き力があると言えますが、次の技術が出ればそちらに目移りしがちです。また、自分が開発したわけではありませんから、日本で第一人者と言われても、海外では第一人者にはなれません。

「高度な技術開発なんて大学じゃなければできないだろう」「そんなこと教わったこともないし、民間病院の一臨床医では無理に決まっている」と思うかもしれません。しかしそんなことはありません。アイデアと実践力次第です。

民間病院でも世界的な研究や発表を行っているところは少なくありません。そしてそれは有名研修病院とは限りません。研修2年目でも、海外の学会でオーラル発表をしたり論文を書いた先生方もいます。

専門医を取ったら発想の世界へ、どう思いますか?

大阪暁明館病院では、一緒に働いてくれる医師を募集しています。

〒554-0012 大阪市此花区西九条5-4-8
Tel:06-6462-0261 Fax:06-6462-0362
Mail:plaquemap@yahoo.co.jp

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循環器内科の求人情報

科目
循環器内科
勤務内容
外来・病棟業務
募集背景
人材養成、体制強化のため
募集人数
若干名
勤務地
大阪暁明館病院内
勤務日数/週
週5日(月~土のうち5日勤務)※応相談
勤務時間
9:00~17:00
当直/オンコール
当直1回/週、オンコール1回/週
休日
日、祝(週5日勤務)
休暇
年末年始休暇、夏季休暇、その他特別休暇あり
学会認定
日本循環器学会認定循環器専門医研修施設、日本内分泌学会内分泌代謝科認定教育施設、日本内科学会認定教育関連病院、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本消化器病学会認定施設、日本高血圧学会高血圧認定研修施設、日本透析医学会認定医教育関連施設、日本麻酔科学会麻酔科認定病院、日本眼科学会専門医研修施設、日本がん治療認定医機構認定研修施設、日本血液学会認定血液研修施設、日本糖尿病学会認定教育施設Ⅰ
福利厚生
社会保険完備/退職金制度有/通勤手当有/学会参加制度有
相談可能な調整
保育施設利用/当直免除/業務調整

詳細情報

主な検査数/手術数
カテ件数:約400件、PCI件数:約150件、心臓CT:約700件、心エコー:約2600件など
外来担当平均コマ数/週
3
受付入院平均患者数/1ドクターあたり
10
主な症例
虚血性心疾患(急性心筋梗塞、狭心症)、重症不整脈(電気不整脈治療)、心不全、生活習慣病
カルテ
電子カルテ
学会補助
あり
当科の特徴
大動脈の自然破綻プラークや損傷を検索する血管内視鏡は我々が開発し、国内外から研修者、見学者が来ています。

大学病院でもなかなか採択されないJ Am Coll Cardiol誌(Impact factor 17)に2018年単施設、横断研究でありながら採択されました。

これまで100名を超えた研修、見学者の集まる民間病院のグループです。和気あいあいとした民間病院で安定した生活を送りながら、様々な症例を経験し、新しい技術にいろいろ挑戦いただき、新しい循環器内科を体験できます。学会で国内外に行けますし、希望される先生には国内外の留学を含めたチャンスもあります。

その他
■特別顧問 児玉 和久からのメッセージ

大阪暁明館(ぎょうめいかん)病院 心臓血管病センターは血管内視鏡と心臓CTについての世界的な先駆的なグループですが、グループ拡充のために、特に30-40代の先生方を募集します。今後循環器だけでなく、全身の動脈硬化にかかわる概念が変わっていくでしょう。大動脈を血管内視鏡でつぶさに観察する方法を開発して、その動脈硬化の全貌がだんだん明らかにしてきたからです。当科には病理の専門家もいて、検討会では広い視野で病気を展望できます。この分野は新しい宝の山がたくさんありすぎるぐらいです。教育機関のように気疲れや雑用をせず安定した収入で伸び伸びと臨床をしたい、できれば研究的なこともしたい、アブレーションやPCIなどなにか特技が欲しいなど、それぞれの特性や仕事内容はできるだけご希望に合わせます。我々は自然科学者、目標が経験や資格、地位だけではそれは本来の姿ではなく、同じことの繰り返しで、意欲はいずれおとろえます。長く腰を据えてチームの一員あるいは柱となってくれる人材を募集します。

■心臓血管病センター長 小松 誠からのメッセージ

大阪暁明館(ぎょうめいかん)病院 心臓血管病センターは、侵襲的な循環器内科の始まりのころから時代をけん引してこられた児玉和久先生、数少ない循環器病理の権威である由谷親夫先生をはじめとして、それぞれ個性あふれるスペシャリティが、分野の垣根なく和気あいあいと議論しています。毎日が新しい新鮮な発見があり、わからないことをどうやって解決していくかについて、議論するだけではなく、次の一手を打ちに行っています。若い先生方の「キャリア形成のモデル」がわかりにくくなっています。それは個性だ、自由だとは言いますが、パラメディカルに囲まれて見られている毎日では、「仕事上のとりえ、自信」というものが、どうしても一つの要素です。長い目で見てそこに自信をもって生き生きと仕事ができるような環境づくりをしていきます。学会研究会での発表もご希望に応じて国内外のものに発表できます。文章だけでは伝わりませんでしょうから、お話を聞きに来られるだけでも歓迎します。

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内科の求人情報

科目
内科
勤務内容
外来・病棟業務
募集背景
体制強化のため
募集人数
若干名
勤務地
大阪暁明館病院内
勤務日数/週
週5日(月~土のうち5日勤務)※応相談
勤務時間
平日:9:00~17:00、土曜日:9:00~13:00
当直/オンコール
当直1回/週、オンコールなし※応相談
休日
日、祝(週5日勤務)
休暇
年末年始休暇、夏季休暇、その他特別休暇あり
学会認定
日本循環器学会認定循環器専門医研修施設、日本内分泌学会内分泌代謝科認定教育施設、日本内科学会認定教育関連病院、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本消化器病学会認定施設、日本高血圧学会高血圧認定研修施設、日本透析医学会認定医教育関連施設、日本麻酔科学会麻酔科認定病院、日本眼科学会専門医研修施設、日本がん治療認定医機構認定研修施設、日本血液学会認定血液研修施設、日本糖尿病学会認定教育施設Ⅰ
福利厚生
社会保険完備/退職金制度有/通勤手当有/学会参加制度有
相談可能な調整
保育施設利用/時短勤務/当直免除/業務調整/外来のみ/病棟のみ

詳細情報

主な検査数/手術数
CT検査:417例/年、エコー検査:152例/年 など
外来担当平均コマ数/週
2
受付入院平均患者数/1ドクターあたり
15~20
主な症例
肺炎:197例/年、脳血管障害:40例/年、心不全:23例/年、腎臓または尿路の感染症:40例/年 など
カルテ
電子カルテ
学会補助
あり
当科の特徴
当院で働く魅力として、急性期から慢性期まで一人の患者さんを継続的に診ていくことができます。また、患者さんや職員たちと良好なコミュニケーションを取りながら、地域内にある他の医療・介護施設と提携しているため、きめ細やかな対応ができることもやりがいにつながると思います。
その他
■副院長 内科統括部長 牧野 晋也からのメッセージ

当院で働く魅力としてまず挙げられるのが、急性期から慢性期まで一人の患者さんを継続的に診ていけること。また、地域内にある他の医療・介護施設と提携しているため、きめ細やかな対応ができることもやりがいにつながると思います。以前から在宅医療にも取り組んでおり、自宅での看取りを希望される患者さんも少なくありません。患者さんと長期にわたり、とことん向き合っていくことが可能です。

一般内科の常勤医は5名。非常勤も含むと全体で9名です。そのうちの3~4名が療養病棟で一人当たり15~20名の患者さんを担当しています。そのため、急性期を診る医師が不足しているのが現状です。できれば、外来はもとより、救急や病棟に携わっていただき、当直もお任せしたいと考えています。夜間の救急搬送は1日5件ほどで、それ以外に病棟で急変された患者さんや、徒歩や車で来院された方の対応などもあります。

患者さんや職員たちとコミュニケーションを取りながら、良好な関係性を築いていける方でしたら歓迎いたしますので、まずは気軽にお問い合わせください。

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呼吸器内科の求人情報

科目
呼吸器内科
勤務内容
外来・病棟業務
募集背景
体制強化のため
募集人数
若干名
勤務地
大阪暁明館病院内
勤務日数/週
週5日(月~土のうち5日勤務)※応相談
勤務時間
平日:9:00~17:00、土曜日:9:00~13:00
当直/オンコール
当直1回/週、オンコールなし※応相談
休日
日、祝(週5日勤務)
休暇
年末年始休暇、夏季休暇、その他特別休暇あり
学会認定
日本循環器学会認定循環器専門医研修施設、日本内分泌学会内分泌代謝科認定教育施設、日本内科学会認定教育関連病院、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本消化器病学会認定施設、日本高血圧学会高血圧認定研修施設、日本透析医学会認定医教育関連施設、日本麻酔科学会麻酔科認定病院、日本眼科学会専門医研修施設、日本がん治療認定医機構認定研修施設、日本血液学会認定血液研修施設、日本糖尿病学会認定教育施設Ⅰ
福利厚生
社会保険完備/退職金制度有/通勤手当有/学会参加制度有
相談可能な調整
保育施設利用/時短勤務/当直免除/業務調整

詳細情報

主な検査数/手術数
CT検査:114例/2019年3月~7月 など
外来担当平均コマ数/週
2
受付入院平均患者数/1ドクターあたり
10~15
主な症例
肺炎:38例/2019年3月~7月、気管支喘息・COPD:20例/2019年3月~7月、間質性肺炎:8例/2019年3月~7月、肺がん:8例/2019年3月~7月 など
カルテ
電子カルテ
学会補助
あり
当科の特徴
当院では、急性期から慢性期まで一貫して診療しており、患者さん一人ひとりを継続して診ることができます。コミュニケーションを取りながら、信頼関係を築くことが重要になります。また、他診療科と連携し、患者さんの状況に応じて医療を提供できるようにしています。
その他
■副院長 内科統括部長 牧野 晋也からのメッセージ

此花地区はかつて工場地帯だったこともあり、当院の呼吸器内科では気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患、結核後遺症などによる慢性呼吸不全の患者さんが多く、ICSやLABA,LAMAを主とした薬物療法や非侵襲型人工呼吸器などを使用した治療を行っています。また、7~8名の呼吸療法士がいるため、彼らとディスカッションしながら、呼吸器リハビリテーションや在宅診療も実施しています。2019年3月に専門医1名が入職し、化学療法を中心とした肺がん治療にも診療範囲が広がりました。

入職後は、一般内科や他の診療科と連携しながら、呼吸器内科の患者さんを診ていただくといった勤務イメージです。子育て中のドクターも多数いるため、ある程度フレキシブルな勤務体系になっており、働き方に関しては相談も可能です。

急性期から慢性期まで一貫して診られる当院では、患者さんと長いお付き合いが続いていきますので、しっかりコミュニケーションを取りながら信頼関係を築いていくことが大切です。そうした意思をお持ちの方と、助け合いながら地域医療に取り組んでいけたらと思っています。

お問い合わせはこちら

小松 誠、児玉 和久

<循環器専門医を取ったら発想の世界へ(2)>大阪暁明館病院

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