特集
2024年の民間医局コネクトセミナーランキングTOP10
毎週水曜日20時から1時間、研修医向けに開催している「民間医局コネクトセミナー」の2024年人気セミナーランキングです。
2024年の民間医局コネクトセミナーは59回開催、延べ11,000名の先生方にお申込みいただきました。
果たして2024年民間医局コネクトセミナーのTOP10はどのセミナーでしょうか?!
聖路加式 これだけは知っておきたい心電図
【講師】常見 勇太先生(聖路加国際病院/内科)
【申込者数】321名
【参加者の声】
・国試の後、忘れかけていた心電図の知識を思い出すことができました。心電図をみる上で気をつけるべきポイント、確認する順番を分かりやすく教えていただいたので、現場で実際に使っていきたいなと思いました。
・低電位なんて見れば簡単に分かると単純に考えていましたが、出現する誘導次第で様々な解釈があることを学び非常に勉強になりました。
・心電図のことや診断後何をするべきなのかをもっと勉強したくなりました。また、ちょうど新しい環境で不安がたくさんある状況だったので、常見先生からのエールがとても心に響きました。ありがとうございました!
超現場主義が教える「とりあえず大外ししない1発目の点滴」救急外来walk in・安定した病棟患者編
【講師】柴﨑 俊一先生(ひたちなか総合病院/総合内科)
【申込者数】320名
【参加者の声】
・まず知っておくべき輸液知識が端的に集約されていて、まさに知りたい内容でした。
・教科書的な知識ではなく、現場で疑問に思うちょっとしたことについても解説してもらえたのが良かったです。
・覚えることが多くて疲弊していたところに、最低限覚えた方がいいことなどを簡潔に説明してくれており、大変参考になりました。
攻める実践栄養!
【講師】山根 裕介(長崎大学病院/腫瘍外科)
【申込者数】305名
【参加者の声】
・基本的なことですが改めて大事な要点を復習できました。シンプルに理解することは大切ですね。
・栄養に限らず日々の多忙な業務の中でなんとなくでやってしまいがちなところがありますが、一つ一つに理由づけをしていくことの大切さを学べました。自身もきちんと理由づけができているかしっかり振り返りたいです。
・とてもわかりやすい講義で栄養についてもう少ししっかり勉強しようと思いました。いつもPPN で何の点滴をどのくらい入れるのか正直悩んで浮腫を起こして患者を苦しめてるのではないかとよく考えることがあるのでしっかり勉強したいと思います。
研修医に知って欲しい血液ガスのミカタ
【講師】永井 友基先生(長崎医療センター/総合内科)・山中 萌奈美先生(嬉野医療センター/救命救急センター)
【申込者数】301名
【参加者の声】
・血ガス検査が低侵襲でありながらかなり多くの情報を得ることができる、大変有意義な検査であることが分かりました。今回の講義で教えていただいた手順でこれからたくさんの血ガスを読み、先生方のように2分ほどで評価できるよう精進します。
・血ガスの読み方を4ステップで解説してくださり、分かりやすかったです。また、練習問題を通して実際に計算でき、ただ講義を聞くだけよりも記憶に残りました。
・血ガスについて基本的な理解が乏しい状態にも関わらず救急外来などで読む場面に遭遇していたので、体系的に学習することができたのが大変ありがたかったです。
胸部✕線~陰影の評価を究める~
【講師】長尾 大志先生(島根大学医学部 地域医療教育学講座)
【申込者数】296名
【参加者の声】
・基礎の復習から、知らない知識のインプットまで大変勉強になりました。
・シルエットサインやすりガラス影といった言葉は知っていても、それらをいかに診断に活用するのか自信がなかったので、今日の講義はとても勉強になりました。
・大変分かりやすいセミナーをありがとうございました。air bronchogramがあれば浸潤影であること、また胸部レントゲンの見え方とCTでの見え方が特に勉強になりました。
頭痛
【講師】坂本 壮 先生(総合病院 国保旭中央病院/救急救命科)
【申込者数】288名
【参加者の声】
・救急外来だけでなく一般診療にも役立つ内容でした。復習になりました。
・見逃したことすら気が付いていない気がしました。しっかり疑い、時間をかけず診察できるよう研鑽を積んできます。ありがとうございました。
・SAH や細菌性髄膜炎を安易に除外しない、頭部外傷で CT をとるかとらないか、といった判断・診断をする際に「迷う」あるいは「なんとなくやっている(やっていない)」という局面を認識することができました。今後は考えてやろうと思うことばかりで、とても勉強になりました。

けいれん
【講師】坂本 壮先生(総合病院国保旭中央病院/救急救命科)
【申込者数】285名
【参加者の声】
・実践的な薬剤選択、薬剤投与量、けいれん診療のpitfall を学ぶことができ、とても勉強になりました。
・けいれんをみた際に、既往に引っ張られがちになるので、改めてけいれんの鑑別をして初期対応できるようにしたいと思います。再発リスクを考慮することができていなかったので、意識していきたいと思います。
・かなり理解できました。二次救急で働いておりけいれん患者を見たことがないため、少しけいれん診療をイメージできました。
めまい
【講師】坂本 壮先生(総合病院国保旭中央病院/救急救命科)
【申込者数】281名
【参加者の声】
・今日のレクチャーまでは相変わらず当直のたびにめまいが来たら嫌だなと思っていました。しかし、今日学んだ知識を試してみたくなったので、次めまい症例がきたら積極的にトライしてみたい気持ちになりました。
・めまいを実際にどのように鑑別するかイメージができました。BPPV をどのように判断すればいいか具体的で、眼振の見方もよくわかりました。治療法も具体的でわかりやすかったです。
・エプリー法は、そもそもチャレンジした経験が少なかったのと、やってもあまり上手くいかなかったり患者さんのめまいも一旦誘発してしまったりで、実践するのに消極的でした。本日の講義で詳しいやり方、コツなどを教えて頂けて、まさにこういうのを知りたかったという感じでした。今後は積極的にトライしていこうと思います。
画像診断クイズ
【講師】越野 沙織(東京大学医学部附属病院/放射線科)
【申込者数】275名
【参加者の声】
・見逃しやすいポイントや研修医が救急外来でよく見かける症例を提示して頂いてとても参考になりました!
・どの診療科に進むにしても放射線画像の読影は必要なスキルだと感じていたので、読影のポイントなどを知ることができて、大変勉強になりました。
・情報量が多すぎず、とても面白かったです。腹部は特に苦手意識があるので、みる順序やコツを教えていただき勉強になりました。
その輸液、ちょっとSTOP?! Routine maintenance、Redistributionを見直そう
【講師】柴﨑 俊一先生(ひたちなか総合病院/総合内科)
【申込者数】262名
【参加者の声】
・具体的な数値の目安を提示して頂けてわかりやすかったです。
・自分の輸液処方を見直す機会になりました。ありがとうございました。
・輸液について実際に学べる機会が少なく、考えずに3号液をつないでしまうこともありました。大変勉強になりました。ありがとうございました。
民間医局コネクトセミナー担当よりコメント(佐藤)
2024年も民間医局コネクトセミナーにご参加いただき、ありがとうございました!
民間医局コネクトセミナーは2020年8月にスタートしてから4年半が経ちました。こうして、毎週セミナーを開催出来ているのは、ご参加してくださる先生方、そして何より講師をしていただく先生方のおかげです。2024年は新たに13名の先生に民間医局コネクトセミナー講師としてご登場いただきました。日々の診療・業務でお忙しい中、ご準備いただき、本当にありがとうございました。
2024年度は、より研修医の先生方に寄り添いたいと研修医をはじめ、セミナーに参加していただいているの皆様のお声も聴きながらテーマ設定をしました。
民間医局コネクトセミナーは通常オンライン配信ですが、レジナビFair会場では初めてハンズオンセミナーを開催しました。
来年度もご参加いただいく先生方に「参加してよかった」「さすがコネクトセミナー」と仰っていただけるように引き続きブラッシュアップしてまいります。
改めまして、2024年に民間医局コネクトセミナーへご参加いただいた先生方、講師の先生方、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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