記事・インタビュー
米国イリノイ州にあるシカゴ大学で心臓外科医として働いている北原 大翔と申します。
この企画は、日本で育ち日本で心臓外科医としての研修を受けた僕が、米国での臨床留学中に経験する医療や教育の違い、心臓外科医として、この1週間に対応した症例、手術室で起こる日本ではありえない出来事などを、真面目かつ可能な限りリアルな形で伝えることを目的としています。
今週の症例数
| 症例 | May. | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | ||
| Sun. | Mon. | Tue. | Wed. | Thu. | Fri. | Sat. | ||
| CABG 冠動脈バイパス |
1 | 1 | 1 | |||||
| LTx 肺移植 |
1 | 1 | ||||||
| Robot CABG ロボット冠動脈バイパス |
1 | |||||||
| LVAD 補助人工心臓植え込み |
1 | |||||||
ロボット心臓手術について

ブラックペアンというドラマでダヴィンチロボットが出てきてちょっとだけ話題になっているみたいです。シカゴ大学にはロボットで心臓の手術をする専門の外科医がいて、毎日ロボット心臓手術をしています。前回サンディエゴの学会で発表したのもこのロボット心臓手術の治療成績です。面白い話ですが、かつてはタブーとされていた人間の体にメスを入れて体の中の病気を直接治そうというのが“外科”、体の外側から治療をしようというのが“内科”でした。ところが最近では内科がカテーテルで弁を直接治療しようと体の中に入ってきて、外科医はロボットを使ってなるべく外から攻めようとしているのです、イメージ的には。今後どうなっていくのか楽しみですね。現行のロボット心臓手術には技術的、費用的など様々な問題があり、なかなか理想的な治療法とはいえないかも知れませんが、僕は非常に興味があり、今後ロボットの進化とともにその可能性を広げていくものと信じています。
今週のトピックランキング身近に起きた出来事をランキング形式でお伝えします。
Night nation run @ chicago

ナイトネイションランという5kmのコースを音楽とか光のショーを見ながら楽しく走る、というイベントに参加してみました。上司の太田先生は17人くらいしか参加しないしょぼいイベントと予想してたみたいですが、実際には2万人以上参加していて大賑わいでした。スタート地点にはライブ会場などあり非常に盛り上がる感じでしたが、スタートゲートを通った後は特に何も無く、途中にあるはずの5つのイベントブースが一体どれなのかわからないくらい微妙なものでした。日中、肺移植があり、疲労困憊であったのですがテンションがあがって、ちょっと小走りとかしちゃったのですが、それをみて学生のTSUSHIMA君が「先生、元気ですね」と言ってましたが、イベントが終わった後は死ぬほど疲れていました。
ミュージカル ハミルトン
先日手術中にミュージカル、ハミルトンの話をしていました。そもそもミュージカルのことはあまり知らないのですが、シカゴはそこそこミュージカルで有名らしいのです。どのミュージカルが面白い、だとかミュージカルのサウンドトラックを流して、とわいわいと盛り上がっていました。そもそも英語がうまく喋れないのに、話題の内容すら知っていなかったら何もできないことを思い知らされました。ミュージカルを観にいこうと思いました。
パーカー好き
シカゴに来てからパーカーを着る機会が増えました。こっちではフーディーと言います。もともと首元が守られている感じのフーディーが好きだったのですが、今ではフーディーしか着れない体になっています。先日朝のミーティング中にフーディーのフードを被っている女子がいました。日本であったら「ミーティング中だぞ、フード被るな」と注意するおじさんがいそうですが、僕以外誰も気にしていない感じでした。アメリカっていいですね。
北原 大翔
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