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2018.06.23

医師の定年後のライフスタイルとは?

医師の定年後

医師には定年は「あってないようなもの」です。
勤務医で定年規定のある病院で就業している場合は定年がありますが、開業医やフリーランスの場合、定年はありませんし、定年後も別の医療機関で就業するケースも多くあります。
定年後はどのようなライフスタイルが考えられるでしょうか?

医師の定年後のライフスタイルとは?

医師の働き方は
・国立病院や県立病院などの公務員として就業している場合
・民間の病院で常勤医として就業している場合
・開業医の経営者として就業している場合
・非常勤医として働いている場合
など、さまざまです。
こうした医師にとって、定年とはどのようなものなのでしょうか?

■常勤医の場合

常勤医の場合、公務員であるか民間の病院で就業しているかによって定年の内容が異なります。
公務員は基本的に65歳で定年を迎え、国立病院や県立病院で就業している場合は基本的に退職することになります。
民間病院で働いている場合は病院の規則に定年があるかどうかで異なります。定年規定がある場合は退職することになりますが、医師不足の地域が多いなか、定年を延長する、非常勤で勤務し続けるなどのケースも多いようです。

■開業医の場合

開業医の場合は定年がありませんので、希望する限り働き続けることができます。実際に、70歳を超えても働き続ける人も数多く存在します。
また自分だけの診察が体力的に難しくなってきたら、アルバイトで医師を雇い、医院経営に重点を置きながら働くことも可能です。

■フリーランスの医師の場合

非常勤やスポットで就業する医師の場合も定年は存在しません。開業医と同じく、就業先があって働ける限り働き続けることができます。

体力や視力、集中力を常に必要とされる診療科では、年齢が上がるにつれ働き方を変える医師は多く、体力的負荷が低い診療科では、高齢になっても就業を継続する傾向にあります。
ただ、いずれの場合も、若いころと同じように働くことが厳しくなるのは現実です。
一般的な「定年世代」を迎えた医師のセカンドキャリアはどういったものがあるでしょうか。

■介護老人保健施設

介護老人保健施設(老健)では、医師は要介護者の健康状態をチェックし、看護師やリハビリ職への指示を出すことが主な仕事です。50代以降のベテラン医師の求人が多く、科目不問の場合も多いため、セカンドキャリアとして選択しやすい仕事です。

■産業医

産業医は、一般企業内で労働者の健康やメンタルヘルスをチェックする仕事が主となります。
週5日間のフルタイム勤務もありますが、週3日勤務などの求人も多く、ベテランの医師でも身体的負荷をさほどかけずに就業できます。

■健康診断医

健康診断のスポット求人もニーズの高い業種です。働きたい時を選んで働くこともでき、急性期の患者もいないため、年齢問わず、自分のペースで働けることが魅力と考える医師も多いようです。

もちろん、医師として完全に引退し、年金や資産運用によってリタイア生活を送る医師も存在しますが、医師は社会からの要請が強い専門職であり、一般的な業種よりも「定年」の枠を超え、長く働く人が多い職種といえます。

医師の定年後のライフスタイルとは?

医師は、定年退職後の再就職も比較的容易な職業です。
生涯現役として再就職を選ぶのか、セカンドライフの充実を求めてリタイアをするのか、定年退職する前から考えておきたいものです。

最終更新(2018/06/23)

医師の定年後のライフスタイルとは?

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