記事・インタビュー

2019.07.26

医師のためのライフハック(医師とマイル)

飛行機

今回は、アルバイト代を稼ぎながらマイルを貯める方法をお伝えします。「面倒だし期待するほど貯まらない」イメージを持つ方もいるかもしれませんが、飛行機移動の多い医師でマイルを貯めてないとしたら、大きな損をしている可能性があります。当社(民間医局)がアルバイトをご紹介している先生の中には、マイルを上手く活用して家族でアメリカやヨーロッパに旅行した方もいらっしゃいます。マイルを知らない、もしくは知っているけど上手く活用できていない先生は、ぜひご覧ください。

マイルとは?

「マイル」とは航空会社のポイントサービスで、飛行機に乗るたびに、乗った距離に応じてポイントが貯まります。一定のポイントが貯まると、さまざまな特典に交換することができます。「マイル」を貯めるには、まず航空会社のマイレージプログラムに加入します。

日本で有名な「マイル」は2種類となります。

そして、マイルを貯めると下記のような特典を得ることができます。

飛行機に無料で乗れる

ポイントによって、たとえば東京(羽田空港)から沖縄(那覇空港)までの飛行機移動が無料になります。路線や搭乗日時も選ぶことができ、国内だけでなく海外にも無料で飛行機移動ができます(燃油サーチャージ、空港利用税などはかかります)。

座席のアップグレードができる

飛行機の座席アップグレードに利用できます。JALの場合には国内線であってもクラスJへのアップグレードが可能です。

電子マネーに交換できる

貯めたマイルを電子マネーに交換することが可能です。JALであれば「Suica」や「WAON」、ANAであれば「楽天Edy」や「Tポイント」などへ交換できます。

商品に交換できる

マイルを航空会社が用意しているリストの商品と交換することが可能です。

利用頻度は?

医師は比較的マイルを貯める機会の多い職業です。

学会への飛行機移動

年に1、2回ほどは学会に参加し、その際の移動に飛行機を利用している方も多いかと思います。学会の参加費用は全額支給されることも多く、自己負担なくマイルを貯める大きなチャンスです。国際学会となれば飛行距離が長くなるため、多くのマイルを貯めることができます。

講演会などへの飛行機移動

ベテラン医師ともなれば、全国各地の講演会や医療機関に招かれレクチャーをするなど、飛行機に乗る機会も増えてきます。こうした移動費はほとんどが主催者や招いた医療機関側が負担してくれるため、自己負担なしでマイルを貯めることができます。

アルバイト先への飛行機移動

地方の医療機関では全国から医師の非常勤(アルバイト)を募集していることも多く、その際1回数万円の交通費(飛行機代含む)が支給されます。

一番賢い貯め方は?

アルバイト先の交通費でマイルを貯める方法です。アルバイト代も都心部の倍以上という求人もあります。お金を貯めながらマイルも貯める、まさに一石二鳥です。

たとえば、東京から週に1回(月4回)、北海道の病院で日勤2日(20万円)のアルバイトをするために飛行機を利用するとしましょう。アルバイト代は1ヶ月80万円、さらに東京(羽田・成田)⇒札幌への移動で片道510マイルを獲得できますから、1回の往復で1020マイルが貯まり、1ヶ月で4080マイル(1020マイル×4)貯めることができます。

期間 特典航空券(往復) アルバイト代
約5ヶ月 中国・台湾 400万円
約8ヶ月 東南アジア 640万円
約9ヶ月 ハワイ 720万円
約10ヶ月 北アメリカ 800万円
約11ヶ月 欧州 880万円

※成田空港発、L(ローシーズン)での計算。
※アルバイト先によっては正規料金で手配できない施設もあります。

求人情報

北海道函館市内/内科 求人情報
救急指定 1次
病床数 100床以上
日程 毎週月・火・水・木・金曜日(勤務日数相談可)
給与 AM:50,000円 / PM:50,000円
交通費 実費支給(道外可)
内容 内科外来、各種健診、往診、訪問診療
外来数 20~30人/コマ
北海道富良野市内/内科 求人情報
救急指定 2次
病床数 200床以上
日程 毎週月・火・水・木・金曜日(勤務日数相談可)
給与 1日:100,000円
交通費 実費支給(道外可)
内容 病棟管理および外来、健診、オンコール対応(別途手当支給)
外来数 約30~40人 / コマ

<参考>
››› ANA シーズン・必要マイルチャート
››› ANA国際線特典航空券

※こちらの記事は2019年7月26日掲載されたものです(最終更新:2022/06/07)

医師のためのライフハック(医師とマイル)

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