アンケート記事

2024.05.16

実際はいくら? その理由は? 現在の額と理想の額 〜「“お小遣い“について」のアンケート〜

お小遣いのアンケート

国際的な原材料価格の上昇や、円安の影響で物価の高騰が続く2024年。医師・医学生のお小遣いに影響はあるのでしょうか。
民間医局コネクトは会員医師・医学生を対象にオンラインでアンケートを実施。 2,117人から回答が寄せられました。

Q:ご自身について、現在の1ヶ月の"お小遣い"を教えてください。(昼食代含む)また、理想とする1ヶ月の"お小遣い"を教えてください。(昼食代含む)

①現在の1ヶ月の”お小遣い” (回答数: 2,117)

※端数処理のため合計値が100.0%になりません

②理想とする1ヶ月の”お小遣い” (回答数: 2,117)

※端数処理のため合計値が100.0%になりません

Q:前問でお答えいただいた金額について、それぞれ理由を教えてください。

①現在の”お小遣い”が前問で設定されている理由 (回答数: 1,824 無回答: 293)

≪20万円以上≫
・独身のため、給料全額自由に使えるため(精神科 20代)
・20万円以上投資しているから(形成外科 30代)
・結婚前に趣味の物で組んだローンがたくさん残っているため(精神科 30代)
・定額を妻に渡し、無駄遣いはしておりませんが他は自由に使えます(小児科 40代)
・ひとり世帯なので行ってみれば収入全部が”お小遣い”です(美容皮膚科 60代)
・お小遣いという概念がなく、必要な時上限に意識しないで使っているから(内科 60代)

≪10万円以上~20万円未満≫
・お金が足りないかどうか悩みたくない(形成外科 30代)
・旦那が15万円のお小遣いを要求したため、同等の額をもらっている(形成外科 30代)
・非常勤勤務で得た収入が小遣いとなっており、現在の時間的余裕ではそれが稼げる額の限界だから(内科 30代)
・給与から家庭の生活費等を差し引いた金額が相当する(放射線科 40代)
・収入の2割程度は自由に使うことにしている(産婦人科 40代)
・夫婦で同額おこづかいとして残し、あとは全て家計のお金にしている(呼吸器内科 40代)

≪5万円以上~10万円未満≫
・収入から生活費、貯蓄、投資、ヘソクリを引いた残りがこのくらいです。(呼吸器内科 30代)
・使いすぎず、かつ家計を圧迫しない額であると思うため(精神科 30代)
・月2回、部下に奢れる金額(救命救急科 50代)
・25年前の結婚当初から同じ値段(整形外科 60代)
・家計簿をつけていてそこから考えている。(医学生 20代)
・旅行などの大きな出費に向けての貯蓄と遊びのバランスが取れているから(医学生 20代)

≪3万円以上~5万円未満≫
・無駄遣いしないように妻に管理されている。(精神科 30代)
・先取り貯金と生活費を抜いたら自ずとこれくらいになる(糖尿病科 30代)
・ほぼ自分の自由にできるが自らセーブする額(子供達に下宿代生活費学費が一番かかる時)(内科 50代)
・サラリーマンのお小遣いが月給の1割弱が平均だから(消化器内科 60代)
・残りの給料は投資や学費の返済に回しているため(初期研修医 20代)
・勉強優先でバイトは抑えてほしいため(医学生 20代)

≪1万円以上~3万円未満≫
・本など最低限のものが買えればよい(腎臓科 30代)
・子供の養育費貯蓄のため(内科 30代)
・外食、買い物、旅行共にコロナ以後減った(耳鼻咽喉科 50代)
・教育費がかさんでいる割に給与が少ない(循環器内科 40代)
・奨学金から生活費、貯金等を除くとその金額になるため。(医学生 20代)
・実家暮らしで、昼食も親が弁当を作ってくれるため。足りなかったら自分のバイト代から出したり、その都度親にねだったりしています。(医学生 20代)
・地方国立大学生なので、そもそも消費する場所、手段が多くない為。(医学生 20代)

≪~1万円未満≫
・なるべく教育資金にしたいから、その程度で我慢(健康診断 50代)
・お金を貯めたいので、使わないように外食は控えている(小児科 30代)
・物価高による家計の圧迫(外科 40代)
・研究職で収入不足(腫瘍内科 40代)
・普段通りの生活をしていて必要な出費が5000円未満だから(医学生 20代)
・実家から通っており、バイトをしているためもらっていない(医学生 20代)

②理想とする”お小遣い”を前問でお答えいただいた理由 (回答数: 1,802 無回答: 315)

≪20万円以上≫
・自分の趣味や、学会の参加費の支払いもしているため、意外と苦しい月があるから(耳鼻咽喉科 30代)
・株式など買うには20万円以上必要だから(泌尿器科 40代)
・先生方とのお付き合い(情報交換)が必要(腎臓科 50代)
・年齢を重ねていたので、いろいろメンテナンスやら、みすぼらしく見えないために、ちょっと高価なものを買い揃えた方がいいかと思い始めたから(精神科 50代)
・孫にお小遣いあげると無くなる(内科 60代)
・出来る限りたくさん使わせて欲しい!僕が稼いだ金なのだから!!!(小児科 40代)

≪10万円以上~20万円未満≫
・本当はもっといろいろ買いたいのです…(呼吸器内科 30代)
・付き合いや下級医・スタッフとの食事では自分の負担が多くなることが多いため(麻酔科 30代)
・投資信託に投資したい(麻酔科 40代)
・飲食と出張関連費以外使う暇がないので時間ができたらこのくらい使いたいという希望金額(循環器内科 50代)
・お小遣いが設定されていない。家計のバランスをみて適宜使用している(腎臓科 50代)
・外食代や衣服費にお金をあまりかけられないから(初期研修医 20代)
・やらなければいけないこととやりたいことを両方やるのにこれくらい必要かなと考えるから(医学生 20代)

≪5万円以上~10万円未満≫
・学会費や税などが高額で、3万円では好きなものを購入したり友人と食事に行けないため。(内科 30代)
・一日1000円以上になるから(呼吸器内科 30代)
・診療科の飲み会代などを払うと到底足りない(麻酔科 40代)
・これ以上でも以下でも生活に優雅さがないので(内科 70代)
・多すぎても金銭感覚がおかしくなる。(初期研修医 20代)
・値段を気にすることなく昼食を選べる金額であるから(医学生 20代)

≪3万円以上~5万円未満≫
・特にお金のかかる趣味は無いが家族のために使うため(小児科 30代)
・現状でも貯金できているため、子供の教育資金のため貯蓄が必要(神経内科 40代)
・節約して投資したい(感染症科 40代)
・就活やイベントで東京に行くことなどなどがあってもこのぐらいあれば月の収支がマイナスにならないため(医学生 20代)
・友人との食事などを控えることも多いので、その分を加味するとこの金額になるため。(医学生 30代)

≪1万円以上~3万円未満≫
・予算消化の考え方でお金を使ってしまうのは好ましくない。本当に必要なものを吟味する力があれば小遣い制でないほうが良い。価値のあるものは高くても買う(代謝内科 30代)
・節約という観点から必要以上は増やすべきでないと考えるため(外科 40代)
・大人の常識的な所持金額だから(外科 40代)
・実習の交通費などの出費が1万円ほどかかるため、交通費を出すのに困らないくらいの金額が理想であると考えているから(医学生 20代)
・月に1回、友達とご飯に行き残りで自分の好きなことをする最適な値段だと思った(医学生 20代)

≪~1万円未満≫
・お金の感覚がまだ身についていないと思うから(眼科 30代)
・現状に不満なし。結局支払うのは自分自身であるから(循環器内科 40代)
・現在の額では自由に書籍を購入したり、外食したりすることが難しいから(医学生 20代)
・必要十分な額を設定しているのが、金策に走るストレスも無駄遣いをしてしまったという後悔もなく健全に生きていけると思うから(医学生 20代)
・この年で親に払ってもらうのが嫌だから(医学生 20代)
・親から仕送りをもらわなくとも、奨学金とアルバイト代でやりくりしている。高い学費を払ってもらっている両親に、遊ぶためのお金をくれとは言えない。(医学生 20代)
・お小遣いは少ない方が節約になって良いと思います(医学生 30代)

【アンケート概要】
調査期間:2024年2月22日 ~ 2024年2月25日
対象:「民間医局」会員の医師・医学生
回答者数:2,117人

実際はいくら? その理由は? 現在の額と理想の額 〜「“お小遣い“について」のアンケート〜

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