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2022.10.05

ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ 感情に触れる医師が働き方改革時代に身につけたい倫理観

民間医局が、専攻医・研修医・医学生におすすめ書籍を集めた「医書マニア」。

医学書を読むのが大好きな先生方が初学者に向けた医学書解説・比較の医学書レビューと、
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おすすめ書籍

“正解”はなくとも「考えて答えを出していかねばならない」あなたへ
研修医の心の支えとなる頼もしい1冊。

基本情報 編集:湯浅 正太
出版社:メジカルビュー社
発行年月日:2022/6/9
A5変型判
ISBN:978-4-7583-1308-7
価格:定価2,420円 (本体2,200円+税)
内容

卒後、医師としての第一歩を踏み出したとき、アートといってもいい、医の道といってもいい、プロフェッショナリズムといってもいい、その基礎を培うのが本書です。しかし、研修医は忙しい。指導医から文献を読んでおけといわれ、明日の術式の予習もしなければならないし、診療録サマリー提出の締め切りも迫っています。それは研修医なのだから、当たり前です。そんな時、当直室で枕もとの電気スタンドのスイッチをオフする前に、眠い目をこすってでも本書の数ページを読んでみましょう。ほのぼのとしてきて、院内PHSで起こされるまで、つかの間の安らかな眠りが得られるはずです。
すべての医療人に、さらには医療系人材養成機関の学生にも、一読を勧めたい書物のうちの一冊です。本書のやわらかな語り口は、内容の理解を容易にしてくれます。本書で「医の心」を学ぶ糸口を見つけてほしいです。君たちには、「こういう医師になりたい」と思うことでしょう。医療を渇望している世界の人々から感謝される医師になるために。
(元 日本医学教育学会 会長/日本医学教育医学会 名誉会員 齋藤宣彦 書評より)

本書では「診察する」「治療する」「命と向き合う」など医師として働くとはどういうことか、患者さんにどう接するか、“正解”はなくとも「考えて答えを出していかねばならない」倫理的なテーマを小児科医であり絵本作家でもある著者が、実際の診療現場を舞台にした物語を通してやさしく紐解きます。あなたが躓いたときや迷ったときの心の支えとなるはずです。

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ものがたりで考える 医師のためのリベラルアーツ 感情に触れる医師が働き方改革時代に身につけたい倫理観

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