アンケート記事

2025.01.30

特別感を持てるのは、新しい1年の始まりの日 〜「“大晦日・元旦“について」のアンケート〜

大晦日・元旦

大晦日と元旦は、日本の伝統的な年中行事の中で重要な役割を持つ日です。過ぎ去る1年を振り返り新しい年を迎える準備をする日、新しい1年の始まりを祝う日、それぞれの日をどのような想いで迎えているのでしょうか。
民間医局コネクトは会員医師・研修医・医学生を対象にオンラインでアンケートを実施。 1,969人から回答が寄せられました。

Q:ご自身にとって、より特別な気持ちになるのは「大晦日」「元旦」どちらでしょうか。(回答数: 1,969)

特別な気持になるのは「大晦日」「元旦」どちらか

アンケートの結果「元旦」が約6割、「大晦日」が約4割と、元旦により特別感を感じるという回答が多く寄せられました。
「元旦」の特徴として、新年の始まりに対する清新な気分や心機一転の感覚、それに伴い一年の計画や目標を立てる新たなスタートにふさわしい日という声が挙がっています。対して「大晦日」は一年の締めくくりとしての感情的・行動的特徴が明確であり、新年を迎える前の準備期間として特別な日であることが分かります。また、家族や仲間との交流、歌合戦観賞、除夜の鐘など、個々の過ごし方に反映される価値観も多様で興味深い点です。

Q:前問で大晦日、または元旦をお選びいただいた理由を教えてください。(自由記述:全文・原文のまま記載)

≪ 大晦日 ≫
・一年を無事に終えられた気分になります。12月は看取りが多い印象があって年を超せるのは当たり前のことではないと実感しています。(消化器内科 40代)

・実家にいる時は家族と過ごす楽しい時間だったので、家族を持った今もできるだけ特別な時間にしたいという思いがあるから。(放射線科 30代)

・一年の終わりで、皆が浮足立ったような、一年のけじめをつけてすがすがしいような、特別な空気を感じる。(腎臓科 40代)

・元旦はもうすでに年明け、仕事明けに気持ちが向かうので、大晦日の方が特別感がある。(救命救急科 30代)

・やっと1年が終わったという達成感を感じる。経験したことを思い出して1年を振り返る。来年も頑張ろうと思えたら、良い年だったんだなあと感じる。(初期研修医 20代)

・一年の最終日で、必ず家族と一緒に過ごしておせち料理を作ったり紅白歌合戦を見て過ごすのが特別だと感じるから。(医学生 20代)

≪ 元旦 ≫
・一年の計は元旦にあり。この日だけは正しいことをしてミスがないようにしたいと願いながら過ごしています。(内科 50代)

・今年こそ三日坊主を避けて真面目に1年を送りたいと決意を新たにするから(大抵は結局三日坊主になる)。(麻酔科 30代)

・随所で改まった挨拶が交わされ、否応なく時間の区切りを感じる。大みそかには、それはない。(内科 60代)

・大晦日まで仕事のことが多いので年末の実感がないから。テレビやおせちを見てお正月を感じます。(透析科 40代)

・大晦日は1年(過去)を振り返る時間でその日だけだが、元旦は未来につながっていく感じがするから。(医学生 20代)

・家族がみんなそろってゆっくりでき、大晦日と違って終わってしまう期限がないから(なんとなく三が日、それ以降まで続く)。(医学生 20代)

【アンケート概要】
調査期間:2024年12月26日 ~ 2025年1月5日
対象:「民間医局」会員の医師・研修医・医学生
回答者数:1,969人

特別感を持てるのは、新しい1年の始まりの日 〜「“大晦日・元旦“について」のアンケート〜

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