アンケート記事

2024.10.10

ゲン担ぎ、神頼みとも、行う機会は圧倒的にプライベート 〜「“医師の願掛け“について」のアンケート〜

神社や御守り、ご先祖様。ここぞと言う時に成就を願う願掛けやゲン担ぎ、医師はどのような場面で行うのでしょうか。民間医局コネクトは会員医師・研修医・医学生を対象にオンラインでアンケートを実施。 2,623人から回答が寄せられました。
※グラフや文章内の「%」表記は、小数点第二位以下の端数処理のため数値がずれることがあります。

Q:ご自身は、「ゲン担ぎ」「神頼み」をしますか。(回答数: 2,623)

Q:ゲン担ぎや神頼みについて、具体的にどのような場面で行いますか。最もあてはまるものを1つだけお選びください。
※過去していたが今はしてない方は、していた当時を思い出しながらお答えください。
※医学生は「医師」になった将来を想定し、どのような場面で行うかという視点でお答えください。

Q:ゲン担ぎもしくは神頼みを「よくしている」「たまにしている」とご回答いただきましたが、具体的にどのような形で行っているか、可能な限りで大丈夫ですので教えてください。(自由記述:全文・原文のまま記載)

・ゲン担ぎ:成功するまで好きな食べ物を食べない、神頼み:神社にお参り(安産祈願など!)(救命救急科 30代)

・ゲン担ぎ:前回仕事が成功した時のルーティンを再現する/神頼み:家の神棚に拝む(医学生 30代)

・分娩を取り扱っているので、安産祈願を毎年しています。夫婦で参加しているなか、男1人で参加です。(産婦人科 40代)

・死亡退院や重症が続くときはお祓いに行く(神経内科 30代)

・当直や土曜外来のときなどに今日は暇だねなどと言わない(皮膚科 30代)

・ちょっとしたコインロッカー等でふと77,88みたいな番号が目の前で空いていれば使う(初期研修医 30代)

・重症患者さんが具合が良くなってから髪を切る(小児科 50代)

・ゲン担ぎ:ジャスミン茶を仕事中飲むと急患など忙しくなることが続いたため仕事中は飲まない。・神頼み:外出前と寝る前に神社やお寺で頂いた御札に手を合わせる(緩和ケア科 40代)

・医療トラブルがおきたときにつけていたネクタイは、それ以降仕事に使わない。(循環器内科 60代)

・近くにある、力が強いと有名な神社にお参りし、おみくじを引いてアドバイスをもらう(医学生 20代)

・毎年年始にラッキーカラーの財布、手帳、スマホケースに変えます(消化器内科 30代)

・ルーティンを多く取れ入れており、脳に負担をかけないようにしている(泌尿器科 40代)

・ここぞと言うときは、いつもと同じ通勤路で病院に通う(いつもと同じように医療が問題なく進みますように、という意味合いで)(小児科 40代)

・人助けなど善行を積んだことを吉兆と思い込む(初期研修医 30代)

・ゲン担ぎ:うまくいった時のペンや紙を使う、神頼み:スマホ内に置いている神棚アプリに祈る(麻酔科 40代)

・健康診断の結果が問題なかったら、福祉団体に寄付をする(皮膚科 50代)

・長期使用を考えている腕時計などは大安吉日に購入する。(内科 60代)

・ゲン担ぎ:以前いいことがあったときの下着を着たり文房具を使ったりする/神頼み:手を合わせて心の中でお願い事を唱える(消化器内科 30代)

・ゲン担ぎ→ゴミ拾いなど徳を積む、神頼み→手を合わせる(初期研修医 20代)

Q:ゲン担ぎ・神頼みともに「過去していたが今はしてない」もしくは「まったくしてない」とご回答いただきましたが、「しなくなった」「まったくしてない」理由を、可能な限りで大丈夫ですので教えてください。(自由記述)

・自分の実力で成功させないと、同じ状況になったときに対処できず成長できないから。(消化器外科 40代)

・予定通りいっていると神頼みはしない。神頼みするということはうまくいっていないからで改善する事を意識する。全ては自分の腕次第。(整形外科 40代)

・神様ではどうにもならない問題が多すぎるので(病理診断科 40代)

・物事を成功させるために必要なことの大部分は事前の準備にかかっているので、人事を尽くしていないのに天命を待つわけにはいかないという考えからです。最後まで努力をしようと思えば思うほど・神頼みやゲン担ぎからは遠ざかってしまいました。(救命救急科 30代)

・信心深くないので、神や運に任せようと思ったことがありません。(病理診断科 40代)

・神頼みをすると自分の努力を否定することになるから(透析科 40代)

・自分でがんばります。神社とかは観光目的で行くのは好きですが、受験のときのお守りすら買ったことがないです。(医学生 40代)

・中途半端な信仰心は逆効果な気がして(内科 50代)

・内なる神を信じている。 (循環器内科 70代)

・医療に関しては実力が全てで意味がないから(消化器内科 40代)

・しなかった、あるいはし忘れたことで選択に不安を持ったり後悔したりしないためにあえてしないようになった(神経内科 40代)

・あまり気にしすぎてもいいことがないように思えるから。(医学生 20代)

・忙しくなってゲン担ぎの一連の動作をする、しないといったことを気にしている余裕がなくなったため。 まだ神社に参る機会も減ったため。(放射線科 30代)

・神の決定は私たちには覆すことはできないと思うから(代謝内科 30代)

・ゲン担ぎをしたからうまく行った、はまだ良いが、ゲン担ぎしなかったからうまくいかなかった、という考えになると正しいデブリーフィングにならず次に繋がらないため、理論的にのみ因果関係を考えるようにしている。(小児科 30代)

・ゲン担ぎは特に意識したことないです。神頼みするのではなく、幸運を感じた時に感謝するようにしています。(内科 30代)

【アンケート概要】
調査期間:2024年8月22日 ~ 2024年8月24日
対象:「民間医局」会員の医師・研修医・医学生
回答者数:2,623人

ゲン担ぎ、神頼みとも、行う機会は圧倒的にプライベート 〜「“医師の願掛け“について」のアンケート〜

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