アンケート記事

2024.06.20

医師の結婚理由は「一緒にいて楽しい」。マッチングアプリは7割が好意的で、2割が利用済み 〜結婚アンケート〜

民間医局コネクトでは、会員の医師、初期研修医、医大生を対象に、ライフイベントである結婚をテーマにアンケートを実施。結婚の状況や、結婚時の年齢、出会いや相手の職業、また恋活・婚活アプリやサービスについてなど、さまざまな項目について伺いました。2,543名に回答いただくことができ、結婚願望を持つ人の多さや、マッチングアプリ・サービスへの評価や利用度が高い現状など、さまざまな傾向が見えてきました。

[  目 次 ]
・既婚者は55.2%、未婚者は42.5%
・未婚者の75.3%が結婚したいと考えている。結婚したくない派は1割強
・結婚当時の回答者の年齢と相手の年齢は、どちらも「25〜29歳」がトップで、「30〜34歳」が2番手
・既婚者の結婚相手のトップを占めたのは「医師(初期研修医含む)」と「医師以外の医療従事者(看護師・薬剤師等)」
・出会いからお付き合いまでの期間は「3ヶ月未満」が最多で34.1%
・お付き合いから結婚までの期間は、「3年未満」が最多の36.5%
・結婚を決めた理由の上位3つは、「お相手と一緒にいて楽しい」「お相手と話や価値観が合う」「好きな人と一緒に生活をしたかった」
・結婚をしたくない理由は、「一人が気楽」153票、「自由な時間を失いたくない」120票がトップ2に
・「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」は7割弱の人が好意的に見ており、一度でも利用したことがある人は全体の約2割
・サービス利用経験者の81.5%が相手に実際に会ったことがあると回答
・会ったことある人の9割は複数人と会っている
・利用して良かったことは、「普段の生活では接点がない人に出会えた」が211票でトップ。「気軽に出会えた」が199票で続く
・既婚者の夫婦関係は概ね良好。結婚は大変でありつつ、喜びや希望といった価値あるものだと考えている

約4割の未婚者のうち、結婚願望のある人は75%超

まずは、医師の皆さんの既婚・未婚の現状や結婚願望の有無について聞きました。
未婚者よりも既婚者のほうが多く、未婚者に結婚願望があるかどうかを聞くと75%以上が「すでに予定がある・決まっている」「ぜひ結婚したい」「できれば結婚したい」のいずれかを回答。多くの人が結婚したいと思っている状況が見えてきました。

Q:ご自身の未既婚について教えてください(回答数2,543)

既婚者(離婚経験あり・なしの合計)は全体55.2%、未婚者(結婚経験なし・ありの合計)は42.5%となり、既婚者の方が10%強多いことがわかります。
離婚経験がある人は5.7%。離婚後独身のままの人(2.1%)より、再婚している人のほうがやや多いようです。

Q:ご自身は、今後結婚したいと思いますか(回答数1,081)

前問で「未婚(過去結婚経験なし)」「未婚(過去結婚経験あり)」と回答した人へ、今後の結婚について聞いたところ、「すでに予定がある・決まっている」「ぜひ結婚したい」「できれば結婚したい」の合計は75.3%に。未婚者の大多数が結婚したいと考えていることがわかります。
一方で、「あまり結婚したくない」「まったく結婚したくない」も12.2%で、1割強は結婚したくないと考えている様子。「どちらともいえない」は12.5%で、結婚したくない派と同程度いることがうかがえます。

次に、「既婚(過去離婚経験なし)」「既婚(過去離婚経験あり)」に加えて「既に予定がある・決まっている」と答えた人に対して、結婚当時のご自身とお相手の年齢を聞きました。

Q:「①結婚当時のご自身の年齢」「②結婚当時のお相手の年齢」をそれぞれ教えてください(前問で「既に予定がある・決まっている」とお答えいただいた方は、入籍予定時の年齢を教えてください)※2022年3月まで、女性の婚姻開始年齢は16歳でした(単一回答マトリクス、回答数1,470)

結婚当時の回答者の年齢と相手の年齢は、どちらも「25〜29歳」がトップで、「30〜34歳」が2番手となり、30代前半までに8割弱の人が結婚していることが読み取れます。
しかし3番手を見ると、回答者自身の年齢が「35〜39歳」(11.2%)なのに対し、相手の年齢は「16〜24歳」(9.3%)となっています。

では、男女別ではどんな傾向があるのでしょうか。

 

「結婚当時のご自身の年齢」を男女別に見てみても、「25〜29歳」が男女ともに最多で、次いで「30〜34歳」、「35〜39歳」の順になりました。4番目から男女で違いが出ており、男性は「40〜49歳」、女性は「16〜24歳」に。女性は「25〜29歳」も50%を超えており、半数以上が20代までに結婚していることがわかります。回答者自身の結婚年齢では、女性の方がやや若い時期に結婚していることが読み取れます。

 

次に、「結婚当時のお相手の年齢」を男女別にクロス集計しました。

男性回答者の結婚相手は、「16〜24歳」が11.4%、「25〜29歳」が55.3%、「30〜34歳」が25.4%、「16〜24歳」が11.4%という順になり、20代までが6.5割以上を占める結果になりました。
女性回答者の結婚相手は、「25〜29歳」が43.1%、「30〜34歳」が32.7%、「40〜49歳」が14.5%の順でした。30代以上が5割を超えていることがわかります。
男性回答者は、同世代か下の世代の相手と、女性回答者は、同世代か上の世代の相手と結婚している傾向がうかがえます。

未婚者の方は、結婚する年齢についてどう考えているのでしょう。

Q:「①何歳までにご自身は結婚したいか」「②お相手の理想年齢」をそれぞれ教えてください(単一回答マトリクス、回答数747)

「ぜひ結婚したい」「できれば結婚したい」と回答した人へ質問したところ、結婚したい年齢は、「25〜29歳」がトップで40.2%でした。2番手が「30〜34歳」で38.6%となり、20代後半から30代前半に結婚したいという思いが見て取れます。
結婚相手の理想年齢も同じ順ですが、「25〜29歳」が55.7%、「30〜34歳」が29.3%と、自身の年齢よりも開きが大きくなっており、自分より若い相手を求める傾向が出ています。

続いて、「何歳までに結婚したいか」を男女別にクロス集計した結果も見ていきましょう。

 

男性のトップは「30〜34歳」で42.1%。次いで「25〜29歳」が31.3%、「35〜39歳」が14.8%になりました。
女性は「25〜29歳」が53.5%でトップに。次いで「30〜34歳」が34.5%、「35〜39歳」が5.3%の順となっています。男性よりも女性の方が、若い年齢で結婚したいと考えていることがわかります。

 

「相手の理想年齢はいくつか」を男女別に見ると、男性は「25〜29歳」が63.3%で圧倒的にトップになりました。次いで、「30〜34歳」が24.8%。「35〜39歳」は4.0%と少数派になりました。
女性も同じ順で、「25〜29歳」がトップで44.4%に。「30〜34歳」が37.7%、「35〜39歳」8.1%ですが、数字の開きは男性よりも小さくなっています。男性は自分よりも若い相手と、女性は自分と同年代か上の世代の相手と結婚したいと考えていることがわかります。

では、結婚相手の職業にはどのような傾向が見られるのでしょうか。「既婚(過去離婚経験なし)」「既婚(過去離婚経験あり)」に加えて「既に予定がある・決まっている」と答えた人に質問しました。

Q:ご結婚相手について、結婚当時のご職業を教えてください。「既に予定がある・決まっている」とお答えいただいた方は、現時点のご職業を教えてください(回答数1,470)

結婚当時の相手の職業として、トップは「医師(初期研修医含む)」で33.9%。僅差で「医師以外の医療従事者(看護師・薬剤師等)」が32.2%と続きました。合計で66.1%が医療関係者と回答していることから、仕事上の出会い、または仕事上のネットワークから出会い、結婚に至っていることが推測されます。一方で「一般会社員」と答えた人も18.0%と一定数いることがわかりました。

お付き合いから結婚までの期間は、「3年未満」が4割弱で最多に

次に、結婚相手との出会い方や結婚までの時期、結婚相手に求めることなど、さまざまなテーマで結婚観を聞きました。お付き合いから結婚までの期間を3年未満と答える人が多く、相手に求める要素として「一緒にいて楽しい」「一緒にいて落ち着く」ことを挙げるなど、生活をともにする上で、相性の内面をしっかり見極めている様子が垣間見られました。

Q:結婚について、「①ご自身がお考えになる理想の出会い」「(既婚者・結婚予定者のみ)②ご結婚相手との出会い」をそれぞれ教えてください。(単一回答マトリクス、回答数①2,217・②1,470)

結婚相手との理想の出会い方は、未婚かつ結婚希望がない人を除いたすべての回答者に、実際の出会い方は既婚者に伺いました。その結果、両者ともに「職場(アルバイト先・取引先含む)」、「学校」、「友人・知人からの紹介」の順となりました。
ただ、理想の出会いでは、トップの「職場(アルバイト先・取引先含む)」23.3%と、次点の「学校」19.0%の間の開きが4.3%と少なかったのに対し、実際の出会いでは、「職場(アルバイト先・取引先含む)」30.0%、「学校」18.9%となっており、開きが11.1%ほど出ています。現実的なきっかけとして、職場での出会いが多い様子がわかります。

理想の出会いと実際の出会いの差に着目すると、「理想>現実」の開きが大きい(理想よりも現実は少ない)のは「幼なじみ、隣人関係」(理想10.4%、実際3.1%)、「趣味・習い事」(理想10.1%、実際3.5%)でした。
逆に「理想<現実」の開きが大きいのは、「飲み会・合コン」(理想1.8%、実際4.7%)、「マッチングアプリ」(理想1.2%、実際5.4%)、「結婚相談所」(理想0.6%、実際2.8%)という結果になっています。

次に、相手との出会いからお付き合いまでの期間と、そこから結婚までの期間について聞きました。

Q:「①ご結婚相手との出会いからお付き合いまでの期間」「②ご結婚相手とのお付き合いからご結婚するまでの期間」をそれぞれ教えてください。②について、「既に予定がある・決まっている」とお答えいただいた方は、入籍予定のタイミングでお考えください(単一回答マトリクス、回答数1,470)

既婚の人と、「既に予定がある・決まっている」と答えた人に質問しました。
出会いからお付き合いまでの期間は「3ヶ月未満」が最多で34.1%となり、出会って間もない頃の印象やフィーリングなどが大事だと考える傾向が見られました。
ただし、6ヶ月未満、1年未満、3年未満と回答した人もそれぞれ1割以上になり、お付き合いまでの期間はさまざまなようです。

お付き合いから結婚までの期間を見ると、「3年未満」が最多の36.5%に。続いて、「1年未満」が19.7%、「5年未満」が15.1%、「10年未満」が14.4%となり、ある程度の年数をともにしてから結婚に至る傾向が読み取れます。
一方で、「0日」と回答した人は、出会いからおつきあいまでの期間で1.8%、お付き合いから結婚までの期間で0.3%となり、かなり少数派ながら“ゼロ日婚”の人もいることがわかります。

Q:「①結婚前に、ご結婚相手へ求める/求めたもの」「②(既婚者のみ)結婚後に、ご結婚相手へ求めるもの」をそれぞれ教えてください(複数回答マトリクス、回答数①2,217・②1,470)

結婚前と結婚後で相手に求めるものを聞いた項目では、“結婚前”に相手に求めるものとして「一緒にいて楽しい」が1,346票でトップになりました。次いで「一緒にいて落ち着く」(1,280票)、「人柄がいい」(1,269票)、「価値観が近い」(1,268票)が僅差で続いており、「優しい」(1,131票)、「仕事への理解がある」(1,040票)にも一定の票が集まりました。内面を中心にさまざまな観点を相手に求めていることがわかりました。
“結婚後”に相手に求めるものは、「一緒にいて落ち着く」が753票でトップに。僅差で「価値観が近い」(749票)、「一緒にいて楽しい」(716票)、「人柄がいい」(686票)、「優しい」(660票)、「仕事への理解がある」(644票)などが続き、結婚前後で相手に求めるものはほぼ同じであるようです。違いに言及すると、結婚前は「一緒にいて楽しい」ことを求め、結婚後は「一緒にいて落ち着く」ことを求めている傾向が見られます。

内面以外の要素の一つに「容姿・ルックスに好感がもてる」がありますが、結婚前は42.1%、結婚後は22.2%とほぼ半減していることがわかります。ともに生活をする中で、容姿よりも内面を重視していくのかもしれません。

次に、結婚を決めた理由についても見ていきましょう。

Q:ご自身が結婚を決めた理由について、あてはまるものをいくつでもお選びください(複回答数可、回答数1,470)

結婚を決めた理由は、「お相手と一緒にいて楽しい」が566票、「お相手と話や価値観が合う」が513票、「好きな人と一緒に生活をしたかった」が485票でトップ3を占めました。価値観が合い、一緒にいて楽しい人と暮らしたいから結婚を決めた人が多いことがうかがえます。
一方で、「家族を持ちたかった」(405票)、「ご自身の年齢を考えて」(312票)、「子どもが欲しかった」(273票)、「お相手の年齢を考えて」(187票)などにも、回答者の1割以上の票が集まっています。家族や子どもを持ちたい願望や、年齢を考えて結婚を決めた人も一定いることがわかりました。

では、結婚について「どちらでもない」「あまりしたくない」「まったくしたくない」と考えている人は、どのような理由を持っているのでしょうか。

Q:結婚について「どちらでもない」「あまりしたくない」「まったくしたくない」とお答えいただきましたが、結婚したいと思わない理由について、あてはまるものをお選びください(複数回答可、回答数267)

結婚をしたくない理由のトップ2は、「一人が気楽」が153票、「自由な時間を失いたくない」が120票となり、一人でいる方が快適に暮らせると考えていることがわかりました。
また「結婚に必要性を感じない」(110票)、「結婚にメリットを感じない」(105票)にも一定の票が集まっており、結婚そのものに価値を感じていない人も多いことがうかがえます。ほかに、「結婚するほど好きな人がいない」に96票が集まり、「結婚相手の条件をクリアできる人がいない」(36票)を含めて、相手がいないことに対して約半数が答えました。
一方で、「仕事に打ち込みたい」は36票、「仕事が忙しすぎる」は19票、「経済的に家族を支える自信がない」は30票となり、仕事や経済的な理由を挙げた人は少ない傾向が見られました。

マッチングアプリ・サービスの利用者は全体の約2割

次に、昨今の結婚では一般的になってきた「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」について、医師・初期研修医・医学生の皆さんの認識や気持ちについて聞きました。
「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」を好意的に捉えている人は7割弱で、実際の利用状況は全体の約2割でした。

Q:結婚相手・恋人・パートナーを探す目的とした、「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」について、ご自身のお気持ちに近いものをお知らせください(回答数2,543)

「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」については、7割弱の人が好意的にみていることがわかりました。「あまり良いサービスだと思わない」は5.0%、「まったく良いサービスだと思わない」は2.0%で、否定派は1割に満たない結果でした。

Q:結婚相手・恋人・パートナーを探す目的とした、「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」について、ご自身にあてはまるものをお選びください(回答数2,463)

「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」の利用状況を聞くと、「現在利用している」「過去利用していたが、現在は利用していない」「利用したことがある」を含め、一度でも利用したことがある人は19.2%で、全体の約2割でした。
6割弱が、「利用したことはないが、このアプリ・サービスは知っている」と回答。「このアプリ・サービスを知らない」人は21.2%でした。

前述の、結婚相手との出会い方について聞いた問いでは、80人が「マッチングアプリ」と回答。「過去利用していたが、現在利用していない」「利用したことがある」の合計が394人であることから、このうちの約2割が、マッチングアプリ・サービスを通して結婚相手と出会ったことがわかりました。

また、男女別や年代別で、利用率の差はあるのでしょうか。性別、年代別に集計を行ってみました。

 

男性は、「現在利用している」3.2%、「過去利用していたが、現在は利用していない」8.8%、「利用したことがある」8.0%で、ちょうど20%となり、2割が利用経験ありとなりました。
女性は、「現在利用している」3.4%、「過去利用していたが、現在は利用していない」9.7%、「利用したことがある」5.8%で、合計18.9%が、利用経験があると答えました。
ほんの少しだけ男性の方が多いという結果になりましたが、男女で利用率の差はほぼないということがわかりました。
一方、アプリ・サービスの認知状況は、「このアプリ・サービスは知らない」に対して、男性23.1%、女性15.6%が答え、女性の方が、認知度が高いという結果になりました。

 

年代別の利用・認知状況を見てみましょう。

利用したことがある(「現在利用している」「過去利用していたが、現在は利用していない」「利用したことがある」と答えた割合)のは、20代は24.1%、30代は24.0%、40代は13.3%、50代は7.7%、60代は3.7%、70代以上は0.0%という結果になりました。世代が若くなるほど利用率が高いことがわかりました。
また、「このアプリ・サービスを知らない」と答えたのは、20代11.3%、30代19.0%、40代31.9%、50代32.4%、60代34.0%、70代以上61.1%となり、利用状況同様に、世代が若くなるほど認知している結果になりました。

Q:ご自身が利用したことがある「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」を、すべてお選びください(複数回答可、回答数552)

マッチングアプリを「現在利用している」「過去利用していたが、現在は利用していない」「利用したことがある」と回答した人、結婚相手との出会いを「マッチングアプリ」と答えた人に、利用したことがあるマッチングアプリ・サービスについて聞きました。
結果は、「Pairs(ペアーズ)」が305票を獲得し、2位以下に倍以上の差をつけてトップに。5割を超える人が利用していたことがわかりました。
ほかに、1割以上の人が利用していたのは、「with(ウィズ)」(147票)、「Omiai(お見合い)」(101票)、「Tinder(ティンダー)」(88票)、「タップル(tapple)」(86票)となっています。

Q:「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」で、実際にお相手と会ったことがありますか。ある場合は合計人数を教えてください(回答数552)

マッチングアプリ・サービスを通じて、実際に相手と会ったことがあるかを聞いたところ、「会ったことはない」と回答した人は14.9%でした。「答えたくない」の3.6%を除くと、81.5%が相手に実際に会ったことがあることがわかりました。
会ったことがある人数は、「10人以上」が最多で20.8%。続いて、「4〜5人」が16.7%、「3人」が13.4%となりました。「1人」だけは10.9%で、会ったことがあると回答した人のうち、9割弱が複数人と合っていることがわかりました。

「普段の生活では出会えない人に出会える」と好意的な意見も多い

今後も利用の広がりが予想される「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」。利用のメリットや良さを聞いたアンケートでは、「普段の生活では接点がない人に出会えた」「気軽に出会えた」という声が多く集まりました。利用したことがない人は、怖い・騙されそうなどとネガティブな印象を持っている傾向にありますが、一度利用してみると満足度は高いことがわかりました。

Q:「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」を利用したことで、ご自身にとって、どんな良いことがありましたか(複数回答可、回答数470)

マッチングアプリ・サービスを利用し相手に会ったことのある人に、利用してよかったことを聞いたところ、トップは「普段の生活では接点がない人に出会えた」で211票。次いで「気軽に出会えた」が199票となりました。
ほかに100票以上となったのは、「多くの人と出会えた」(142票)、「自分の都合の良い時間で利用できた」(128票)、「出会えたお相手と交際できた」(113票)、「希望条件のお相手と出会えた」(100票)となっています。医師という多忙な仕事柄、時間の確保が難しいからこそ、出会いの接点が気軽に生まれ、うまく時間を利用できる点を好意的に受け取る人が多いのかもしれません。

一方で、以前は利用していたものの今は使っていない、と回答した人はどのような理由を挙げているのかも見ていきましょう。

Q:結婚相手・恋人・パートナーを探す目的とした、「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」について、「過去利用していたが、現在は利用していない」理由として、あてはまるものをお選びください(複数回答可、回答数220)

恋活・婚活マッチングアプリ・サービスを「過去利用していたが、現在は利用していない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「複数人とメッセージをやり取りするのが面倒」が69票でトップになりました。僅差で「現在『ご結婚相手』もしくは『恋人』がいる」が66票、「理想の相手が見つからない」が58票でした。やり取りの時間をつくるのが面倒だったり、理想の相手が見つからないといった理由から、労力に対して成果が見合わずに利用をやめてしまうという傾向が見られます。
ほかに、「『写真』と『実際の見た目』に違いがある」(32票)、「本来の目的(恋活/婚活)と異なる人がいる(遊び目的など)」(30票)、「利用料金が高い」(29票)、「サクラや業者がいる」(25票)など、サービス品質を理由に挙げた人も一定数いることがわかりました。

一方、サービスを利用したことのない人は、その理由をどう考えているのでしょうか。

Q:結婚相手・恋人・パートナーを探す目的とした、「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」について、「これまでに利用していない」理由として、あてはまるものをお選びください(複数回答可、回答数1,383)

恋活・婚活マッチングアプリ・サービスについて、「利用したことはないが、このアプリ・サービスは知っている」と回答した人にその理由を聞いたところ、「現在『ご結婚相手』もしくは『恋人』がいる」が449票でトップでした。
それ以外に、「なんとなく怖い」(417票)、「サクラや業者がいそう」(413票)、「本来の目的(恋活/婚活)と異なる人がいそう(遊び目的など)」(340票)といった意見にも一定数の票が集まっています。利用したことがない人は、怖い、騙されそうといった、ネガティブな印象を持っている傾向がわかりました。

Q:「恋活・婚活マッチングアプリ・サービス」に関する次の項目について、ご自身のお気持ちに近いものをお選びください(単一回答マトリクス)

サービスを使ったことがない人にはネガティブな印象がある一方で、一度でも利用経験のある人は、6割強が満足していることがわかりました。不満は約1割で少数派になっています。
ただ、未婚者で結婚予定がない人は、4割強が利用したいとは考えていない様子。使用してみたいのは2割強にとどまっています。
利用の意欲は低いものの、一度利用してみると満足度は高いという結果になりました。

大変だけど、喜びや希望、価値があるのが「結婚」

ここまで、結婚への意欲や求める要素、マッチングアプリ・サービスへの意識などさまざまな観点でアンケート結果を見てきました。では、結婚に対する思いや考えには、どのようなものがあるのでしょうか。
多くの人が結婚には喜びや希望があるものだと考えており、大変さのある一方で、価値を感じている人の多さがうかがえました。

Q:結婚に関する次の項目について、お気持ちに近いものをそれぞれお選びください(単一回答マトリクス)

既婚者に対して夫婦関係について聞いたアンケートでは、「現在夫婦関係が円満」は約8割を占め、そのうち、とても円満と回答した人も4割弱という結果になりました。
全回答者への結婚への気持ちを聞くと、「結婚には喜びがある」には9割弱が賛同する回答に。「結婚には希望がある」に対しても、7割があると回答しています。「結婚生活は大変」という気持ちには、7割強がそう思うと回答しています。
既婚者の夫婦関係は概ね良好であり、また全回答者の大半は喜びや希望といった価値のあるものだと考えていることがわかりました。

【アンケート概要】
調査期間:2024年3月28日~30日
対象:「民間医局」会員の医師・初期研修医・医学生
回答者数:2,543人(男性1,720人、女性733人、答えたくない90人)

医師の結婚理由は「一緒にいて楽しい」。マッチングアプリは7割が好意的で、2割が利用済み 〜結婚アンケート〜

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