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2023.11.09

【特集】福井県で働く先生にインタビュー!医師が働きたくなる福井県の魅力とは?

案件番号:23-AE009 医療機関名:福井県健康福祉部地域医療課 医療人材確保グループ


近年、医師の働き方は多様化しています。地方都市においては、その土地ならではの風土を利用し、働きやすい職場を実現しているところも。今回は福井にUターンした東医師と、後期研修医として福井県で学ぶ伊禮医師に、福井県立病院の救命救急の特色やライフイベントを尊重する職場の雰囲気についてお聞きしました。

【福井県で働くポイント】

  • 男女問わず、暮らしを大切にしながら働ける風土
  • 豊かな食と穏やかな県民性
  • 県外からの移住者もあたたかく受け入れられる地域性

<お話を伺った先生>

東 裕之(あずま ひろゆき)

所属:福井県立病院 救命救急センター
役職:医長
出身:福井県
卒業大学:富山大学
卒業年:平成20年
略歴: 富山赤十字病院研修医として勤務後、 福井県救急医養成プログラムにて福井県立病院、杉田玄白記念公立小浜病院に勤務。
平成28年4月に福井県立病院救命救急センター副医長就任
平成29年4月から福井県立病院救命救急センター医長
趣味: ダイエット(成功しないので趣味化)、ペットとの戯れ

 

伊禮 奏子(いれい かなこ)

所属:福井県立病院 救命救急センター
役職:副医長
出身:沖縄県
卒業大学:琉球大学
卒業年:平成30年3月
略歴: 平成30年4月 中頭病院研修医として勤務後、 福井県立病院、神戸市立医療センター中央市民病院、 公立丹南病院に勤務。
令和5年4月 福井県立病院副医長就任
趣味:ドライブ
Q:福井県で就業された決め手を教えていただけますか?

 東 先生 

学生時代は県外で学びましたが、福井県は地元です。救急医になろうと決意したタイミングで魅力的な研修プログラムがあったのが、たまたま福井大学だったんです。林先生※ という救急医療のスペシャリストである医師から直接学ぶことができる機会があると知り、迷わず福井に戻りました。

編集部注:林寛之先生(現 福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授 )

 伊禮 先生 

初期研修医のときに勤務していた病院が、福井県立病院とオンライン勉強会をしていたのがきっかけです。学びつつ交流を深めるうちに同院の教育体制や学びの充実した環境を知り、確実に成長できると考えたので、福井での就職を決めました。地元を離れて挑戦してみたい気持ちもありましたね。

Q:福井県の魅力は?

 東 先生 

僕にとっては実家が近いこともありますし、生まれ育った環境ですから言葉のコミュニケーションが取りやすい点ですね。地元の方とは福井弁で話すことで親しみやすさを感じていただけているのかなと思います。昔から知っている方が来院されることもあるので、育ててもらった地域の役に立てているという実感が得られるのも嬉しいポイントですね。

 伊禮 先生 

福井県に来てまず感じたのが「食の豊かさ」です。米・魚など、とにかく何もかもが新鮮で驚きました。食事のストレスが無く、食べてリフレッシュできるところが良いです。

Q:福井に来て困ったことはありますか?

 伊禮 先生 

当初、言葉の壁はありました。

言葉の微妙なニュアンスの違いや解釈のズレなど、慣れるまではコミュニケーションの難しさも感じたこともあります。ただ、言葉に関してはどの地方でも「慣れ」は必要ですよね。あたたかく受け入れてくださる地域性もあって、現在はすっかり慣れました。

Q:福井県立病院のERの特徴は?

 東 先生 

お子さんから高齢の方まで幅広い年齢の患者さんに対応するのが特徴でしょうか。診療科に関わらず、まずは一度救急医が診察するというスタンスなので、幅広く門を開けているERです。

上級医も、診療科の区別なく対応する姿勢が根付いているので、若い医師のサポートも実践に基づいて行えます。「診療科問わず」というと、研修医にとってはプレッシャーかもしれませんが、サポートできる上級医師のもとで挑戦できることと、学んだことをすぐに活かすチャンスが有ることで、成長したい医師にとって恵まれている環境だと思いますよ。

また、県民性もあって穏やかな患者さんが多くトラブルが少ないですね。医療リテラシーの高い患者さんも多いので、診察時の心理的な負担が少ないのも初級医にはありがたいのではないでしょうか。

 伊禮 先生 

前職では、小児の患者さんはERでも小児科の医師が初療を行っていました。

当院に来るまでは小児の患者さんを診たことがなかったので、最初はとても怖かったです。ただ「まずは診る」という経験を少しずつ積み重ねて来て、自分自身が確実に成長しているのを感じます。

Q:ライフスタイルの変化やライフイベントなど、働く上での不安はありますか?

 東 先生 

産育休など融通がきく環境ですし介護に対しても同様です。

福井県は共働きが多いこともあって、男女問わずプライベートと両立して働くことができる風土が出来上がっています。

同僚や上司にプライベートのことを相談するのも日常的なことですし、自然にお互いが手を差し伸べることができるので、不安を感じたことはあまりないですね。

 伊禮 先生 

女性としてのライフイベントを考えると、どうしても周囲に頼らざるを得ない時期もあると思います。当院は育休を勧めてくれる環境があるので、「お互い様」というか、必要以上に負担を感じること無く休める雰囲気があるので、安心しています。

Q:初期研修医におすすめポイントを

 東 先生 

救急医として技術を磨きたい先生にとって、上級医のもとで安心して経験を積んでもらえる環境です。常勤の救急医も3交代のシフトで勤務に余裕がありますから「上級医が忙しすぎて研修医の対応ができない」ということがありません。現在の上級医も同じように相談しながら成長してきたので、安心して相談してください。

当直時にも研修医のすぐ近くに上級医がいるので、ある程度何でも診させてあげられるのも成長できるポイントだと思います。

 伊禮 先生 

イチオシのポイントは「上の先生に相談しやすい」ことです。

迷ったときに相談しにくい「怖くて厳しい」雰囲気がなく、指導医の先生にも気軽に声をかけられますから、安心して診療の経験が積める環境で成長したい先生におすすめですね。また、救急医が当直をしているので「どこまでやって、どの先生に、どこからコンサルトしよう…」という迷いも不要です。様々な症状の患者さんに対応するので幅広い経験が積めますし、経験したことをすぐに活かせる環境が整っていると思います。

東 裕之、伊禮 奏子

【特集】福井県で働く先生にインタビュー!医師が働きたくなる福井県の魅力とは?

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