記事・インタビュー

2022.10.12

【特集】福井県で働く先生にインタビュー!医師が働きたくなる福井県の魅力とは?


日本全国47都道府県、地域によって個性があり、医師の働き方もさまざまです。地方で働く魅力とはどういった点にあるのでしょうか。今回は他県から福井県に移り医師として働く、福井県立病院の瀬良誠先生と、福井厚生病院の倉田智志先生をご紹介。福井県の病院やそこでの働き方、そして医師から見た福井県の魅力についてお話しを伺いました。

【福井県で働くポイント】
・福井県は、大規模病院と地域の病院の連携がスムーズ
・自然いっぱいの公園が多く、リフレッシュにぴったり
・食べ物がおいしい。文化にも触れ心豊かにすごせる

【福井県立病院 救命救急センター 医長】瀬良先生インタビュー

<お話を伺った先生>

瀬良 誠

瀬良 誠(せら・まこと)
所属:福井県立病院 救命救急センター 医長
広島県出身。2005年高知大学医学部を卒業後、近森病院(高知県高知市)、広島市立広島市民病院を経て現職。専門は救命救急

Q:まずは瀬良先生に伺います。福井に来られたきっかけを教えてください。

 瀬良 先生 

後期研修時代、広島市立広島市民病院で2年間麻酔と集中治療を勉強しており、そのなかで救急をもっと勉強したい、という思いが湧いてきました。救急を勉強するならと、日本全国のなかでたどり着いたのが福井県立病院でした。当時、救急の名医、林寛之先生が科長されており、その現場で学びたい、と頼み込み働きだしたのが福井県にきたきっかけです。

Q:福井県に住むにあたり準備したことはありますか?

 瀬良 先生 

林先生の元で救急を学びたいという思いが強く、福井県という土地に対する知識は何も無いままやってきました。知らないからこそ、いろいろなことが新鮮にポジティブに感じられています。

Q:実際に福井県で生活してみてどうですか?

 瀬良 先生 

魚が大好きなので、魚介類がおいしいのはやはり嬉しいです。特にカニには感動しました。林先生が研修医の勉強会で市場で買ったセイコガニを見せながら食べ方をレクチャーしていたのは面白かったですね。おいしいものを盛り付ける越前焼などの工芸品文化も身近にあり、北陸地方の文化に触れる機会も多く生活の幅が広がっていると感じています。

Q:福井県立病院ならではの特徴はありますか?

 瀬良 先生 

患者も医療従事者も困ったらまず県立病院へ、という意識が根付いているんです。大規模な病院が最後の受け皿になっているというのが珍しく、当初驚いたことのひとつです。その分、患者数が多くさまざまな方を診ることができます。忙しいですが、8時間勤務の3交代制なので、メリハリがあります。どれだけ忙しくても8時間経てば交代できると思うと頑張りがききますね。林先生とその前任の寺澤秀一先生が作ったシステムが確立していてそういった点も学ぶことが多いです。

Q:福井県での働きやすさはどんな点に感じていますか?

 瀬良 先生 

住み心地が良い県です。子育て世代への市や県のサポートが手厚いと感じています。子どもを遊ばせる小さな公園からアスレチックのある公園までたくさんあるのもいいですよね。共働き家庭が福井県は多いというのも納得です。

【福井厚生病院 総合診療科】倉田先生インタビュー

<お話を伺った方>

倉田 智志

倉田 智志(くらた・さとし)
所属:福井厚生病院 総合診療科
幼少期を滋賀県で過ごす。九州大学医学部を卒業後、福岡徳洲会、福岡大学病院、沖縄県立病院、福岡県済生会福岡総合病院を経て現職。専門は総合診療、プライマリケア、腎臓内科

Q:次に倉田先生に伺います。福井県に来られたきっかけと福井県の印象を教えてください

 倉田 先生 

福岡県の病院で総合診療科に務めていましたが、家族の都合で福井県に移ることになりました。福井県のイメージは、雪が多いだろうな、寒いだろうな、ということぐらい。後は日本酒がおいしそうだなと、そこは楽しみでしたね。

Q:着任前、どんな点に苦労されましたか?

 倉田 先生 

福井県の病院についてまったく知識が無かったことですね。そのため、移る話が出てすぐ民間医局に相談しました。現在務めている福井厚生病院も民間医局の紹介で知りました。

Q:福井厚生病院に着任してどのような病院だと感じましたか

 倉田 先生 

退院後のリハビリを含め、家や施設に帰るまでのサポートもする地域包括ケアが魅力だと感じています。2022年の5月に新築移転したばかりですが、医局はコンパクトでその分、看護師との距離も近くすぐ相談しやすいですね。福井県は、県内や市内の病院同士の連携も良く、近隣の急性期病院とも相互の受け入れがスムーズな点も助かっています。

Q:福井厚生病院に着任して大変だったことはありますか

 倉田 先生 

慣れるのに時間がかかったのは健診業務ですね。とはいえ今はもう慣れましたし、この規模の病院にしては医者の数も多く、お互いの業務をカバーしあいながら仕事できています。

Q:福井県の良い所を教えてください

 倉田 先生 

近くに自然の多い公園がたくさんありますね。県立図書館や美術館も好きです。週末の休みはしっかり確保できているので、そういった自然のあるスポットを散策して癒されています。

瀬良 誠、倉田 智志

【特集】福井県で働く先生にインタビュー!医師が働きたくなる福井県の魅力とは?

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